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メアシャムパイプ
メアシャムパイプ タマゴを持つ手のひら彫りメアシャムパイプ
 メアシャムとは、主にトルコを中心とした地中海沿岸地域で採取される、日本語で「海泡石」と呼ばれる鉱物のことです。18世紀前半に、オーストリア=ハンガリー帝国の貴族がトルコを旅行中にメアシャムの塊を見つけ、それを使ってパイプを作るよう命じたことが、メアシャムを素材としたパイプが作られるようになった始まりといわれています。

 メアシャムは、材質が柔らかく、細かい彫刻を施すことができることから、そのパイプには工芸・美術的にも優れた作品が多くみられます。また、未使用の状態のメアシャムは白に近い象牙色をしていますが、使っていくにつれてその色に変化が見られ、黄色から透明感のある飴色へと変化を遂げていきます。実用品としては壊れやすく扱いが難しいという欠点がありますが、その微妙な色合いの変化や、見事に施された繊細優美な彫刻は、今でも多くのパイプ愛好家の間で高い人気を誇っています。
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