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渓斎英泉画「木曽街道」
渓斎英泉画「木曽街道」
絵師 渓斎英泉
名称 木曽街道
塩尻峠諏訪ノ湖水眺望
時代 天保6年(1835)頃
形状 大判錦絵横
版元 竹内孫八
   塩尻峠から、諏訪湖、日本アルプスの山々、そして遠くに富士山を眺望する図です。雪化粧の山、凍った湖水の上を渡る人馬から、厳寒の時期を描いていることがわかります。

 木曽街道シリーズは、歌川広重の東海道五十三次シリーズの成功の後、同じ版元の竹内孫八が企画したものです。当初、絵師は渓斎英泉でしたが、途中英泉が手を引き、広重が引き継ぎます。 英泉の作品の数量は、全体の3分の1ほどですが、この作品の通り、31番目の宿駅の塩尻を英泉が描いていることからも、出版が宿駅の順ではなかったことがわかります。

 絵師の渓斎英泉は、濃厚な美人画で有名です。絵師として成功しましたが、若い頃は武家に仕官もし、その後は転居を重ね遊女屋を経営したり、白粉を販売したりもしました。晩年には一筆庵可候(いっぴつあんかこう)という名で執筆もしています。
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