世界の塩・日本の塩 > 日本の塩:くらしと塩
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くらしと塩
 日本では、1年間に約900万トンの塩が消費されています。このうち、調味料や食品加工など、食用として使われる量は、約15%にすぎません。残りの塩は、ソーダ工業を中心とする多くの分野で使われています。一方、塩の供給についてみると、国内の製塩工場でつくられる塩は、食用を中心に使われています。そして工業用の多量の塩は、メキシコやオーストラリアなどから輸入される天日塩(てんぴえん)でまかなわれています。

塩の消費(平成13年度)

輸入の内訳
輸入の内訳


塩の使いみち
塩の使い道


家庭用・食品加工用
塩味は味つけに欠かせません。また、食べものをくさりにくくする塩のはたらきは、広く食品の加工に利用されています。また、微生物を利用して食品を作るときにも塩は欠かせません。
一般工業用
塩のいろいろな性質は、身近な工業製品の製造にも多く利用されています。皮をなめしたり、イオン交換樹脂の再生、染料・合成ゴム・各種化学薬品の製造に使われています。また、家畜用の塩や、病院などで使われる「生理食塩水」も作られています。

ソーダ工業用
ソーダ工業とは、塩(NaCl)を原料として、ナトリウム(Na)と塩素(Cl)に分解し、か性ソーダ(NaOH=水酸化ナトリウム)、ソーダ灰(Na2CO3=炭酸ナトリウム)、塩素(Cl2)などの、いろいろな工業製品を作るための基礎原料に作りかえる工業です。か性ソーダからは、紙・アルミ・石けん などの製品、ソーダ灰からは、ガラス・ホーロー製品のうわぐすりなど、塩素からは、水道の消毒薬・CD(コンパクトディスク)などの製品が作られます。日本で使われる塩の80%はこのソーダ工業に使われ、姿を変えて私たちの生活に役立っているのです。

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