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末の江戸では、大事件や災害が続き、コレラや痲疹(はしか)といった疫病も流行していました。その上、外国船が攻めてくるといったような不穏な噂も飛び交い、そのたびごとに、事件や災害に関連させた絵が出版されていきました。謎かけ風であったり、戯画風であったり、絵のタイプはさまざまですが、幕末の人々が、事件等に関連させたような絵を非常に好み、そこからさまざまなことを知り、読み解いていたことがよくわかります。
幕末の絵師たちは、役者絵や美人画、風景画も多く残していますが、人々の好みに合わせ、そこに世相を反映させた作品も残しています。役者と幕末の政権抗争を重ね合わせて描くこともありましたし、ときには、ありのままに出来事を題材にすることもありました。幕末の浮世絵を見ていると、幕末ならではの絵師たちの活躍ぶりが伝わってきます。
この展示では、世相の描かれた幕末の浮世絵と、その頃活躍した貞秀、国周、芳幾、芳年、二代目広重、三代目広重らの作品を紹介します。合わせて、千代田区立四番町歴史民俗資料館に寄託されている三代目豊国らの浮世絵版画の画稿を特別展示します。この画稿は神田塗師町の金物問屋三谷家に伝えられたもので、八代目の当主長三郎は、幕末の浮世絵の出版に出資していました。長三郎が絵師に指示した紙片も貼り込まれており、幕末の浮世絵出版の舞台裏を見せてくれます。
これらの資料を通して、パトロンの存在や、世相の描かれ方、そして時代に翻弄されながらも数多くの作品を残していった絵師たちの様子など、幕末の浮世絵出版について、思いを馳せていただければ幸いです。
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| 会 場 |
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たばこと塩の博物館 4階特別展示室 |
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| 開館時間 |
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午前10時〜午後6時 (入館締切は午後5時30分まで) |
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| 休 館 日 |
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毎週月曜日 ただし2/11(月・祝)は開館、 翌12(火)が休館 |
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| 入 館 料 |
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一般・大学生 100円【50円】 小・中・高校生 50円【20円】 【 】は20名以上の団体料金 70歳以上は入館料無料(要証明書) |
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