全国に広がる「JTの森」

伝統ある森を守る 地域一体の森づくり
「JTの森 智頭(ちづ)」は「荒廃した森を再生させたい、先人が残した山を守りたい」という地元の方々の想いに応え、2007年8月にスタートしました。活動の対象となるのは、2003年に発生した林野火災や、2004年の台風による風倒木被害により森林が失われてしまった山肌、そして奥地の間伐が遅れているヒノキ林です。
林野火災、風倒木被害の跡地では、保水力が高いとされるクヌギ、コナラ、トチノキなど広葉樹林を育成して水源林の保全に取り組むとともに、多様な植生・樹冠で構成される複層林を目指します。
また、奥地のヒノキ林はうっそうと暗く下草もないため、表土が流出し、水源かん養機能が衰えた状態となっています。ここでは、積極的に間伐などの保全活動を行い、衰えた水源かん養機能の回復に取り組みます。

活動の概要
| 【場 所】 | 鳥取県八頭郡智頭町(やずぐん ちづちょう) |
|---|---|
| 【面 積】 | 約23ヘクタール |
| 【活動期間】 | 5年間(2007年8月〜) |
| 【整備目的】 | 樹木の健全育成と広葉樹林再生、維持しやすい森づくり |
| 【主な整備】 | 間伐、作業道造営、植栽、下刈 |
智頭の林業
智頭町の林業の歴史は350年以上と言われ、歴史ある林業地として全国的に高い評価を受けてきました。中でも智頭杉はその質の良さや美しさから、建築材としてだけでなく、内装材としても広く利用されています。

重要な作業道の整備
間伐などの森林保全活動には作業道の整備が重要です。作業道を整備することで高性能の林業機械を間伐作業に使用し、効率的に作業を行うことが可能になります。また、日ごろの森林管理もより効率的に行えるようになります。
慶所の一本杉
「JTの森 智頭」の中心近くには、樹齢300年以上の“一本杉”があります。かつては、牛の餌の草刈りを行ったあとに木のまわりで地踊りを踊るなど、地元のシンボルとなっていました。
現在は、「JTの森 智頭」の憩いの場となっています。












