2009年度 二回戦第四局 中国大会
対局結果
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110手にて久保棋王の勝ち! |
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勝者の久保棋王は、10月31日(土)に大阪市で行なわれる「準決勝第二局 大阪大会」で、谷川九段と対局!!
大盤解説者・山崎七段の講評
最後のベスト4の椅子を巡るプロ公式戦二回戦第四局は、一回戦で強豪森内九段を撃破してきた久保棋王が2年連続でシリーズを制覇した森下JT杯覇者との熱戦を制し、大阪での準決勝第二局、谷川九段との関西ダービーに臨むことになった。対局は振り駒で先手森下JT杯覇者、後手久保棋王で始まり、先手の居飛車穴熊、後手の振り飛車穴熊と、相穴熊というやや意外な序盤。互いの玉頭の制空権を争うという火花の散るような激しい戦いが延々と続いたが、細い攻めを巧みにつないだ久保棋王が、先手の玉を穴熊から引きずり出すことに成功し、ピッタリと詰め上げた。森下JT杯覇者のシリーズ連勝は7でストップし、三連覇の夢は惜しくも潰えてしまった。なお、大盤解説を務めた地元出身の人気棋士山崎七段の講評の要約は以下の通り。
「お互いの持ち味が良く出た将棋で、互いに攻防の秘術を尽くし、最後までどちらが勝つのかわからないといういい勝負だった。序盤は後手がいいように見え、大差がつくのかなと思わせられたが、先手がすばらしい踏ん張りを見せて微差の勝負に持ち込んだ。微差といっても、形勢不明が続くのではなく、どちらかが差を広げそうになると相手が勝負手を放ち、それがことごとく功を奏すという、形勢が揺れ動くという展開。この勝負手の応酬は見応えがあった。捌きのアーティストの異名がある久保棋王ならではと思わせたのが、89手目に6九に打った角を続いて4七に成った手。歩切れだった後手は3六の歩を取りながら成るものと思っていたが、じっと4七に成ったのは、いかにも久保棋王らしい手だったといえよう。先手の勝負手、97手目の7一飛(攻防の一着)に対し、102手目に7三金打つとしたのもすごい。この金打ちは私はもちろん、森下JT杯覇者の読みにもなかった手だったはずで、攻防に下ろした飛車で相手に駒を使わせ、自陣を立て直そうとした狙いをみごとに外した。この金打ちに続く同金、同金で、穴熊の守りの急所にいる金を斜めに出るというのは、ちょっと考えにくい手だった。本局の勝着ではないかと思う。敗れたとはいえ、森下JT杯覇者の踏ん張りも、やはりさすがというもの。観戦のファンの皆さまにも、満足していただけた熱戦だったと思う」。
棋譜(Flash)
森下 卓 JT杯覇者 |
久保利明 棋王 |
(持ち時間各10分間) |
:手を連続で進める
:手を連続で戻す
:棋譜を反転
:1手進める
:1手戻す
:手を連続で進める(戻す)を停止
:投了図を表示
:開始局面を表示
棋譜(テキスト)
森下 卓 JT杯覇者 |
久保利明 棋王 |
(持ち時間各10分間) |
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110手で後手の勝ち消費時間=10分10分
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