2009年度 決勝戦 東京大会
対局結果
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95手にて谷川九段の勝ち! |
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12大会ぶり6回目の覇者に輝き、最多優勝記録を更新!!
大盤解説者・加藤九段の講評
決勝戦は、昨年準優勝に泣いた深浦王位と、関西ダービーとなった準決勝で久保棋王に勝った谷川九段の激突。この両者には、『JT将棋日本シリーズ』に関してちょっとしたエピソードがあった。今から25年前、まだ地元佐世保にいた将棋好きの深浦少年が、初めて公開対局のプロの勝負を見るべく福岡大会にやって来た時の対局が、谷川名人(当時)対故大山十五世名人戦だったのだ。当時行なわれていた前日祭で、谷川名人から指導対局を受けたという話もある。その谷川名人と決勝戦で戦うことには感慨深いものがあると、深浦王位は司会者のインタビューに答えていた。注目の対局は振り駒によって先手が谷川九段、後手が深浦王位となって開戦。大盤解説者の加藤九段は谷川九段が飛車を振るかもしれないと予想していたが、横歩取りの将棋に進行した。準決勝では「光速流」を封印し、受けに徹してディフェンス勝ちを収めた谷川九段が、今回は持ち味の積極的な攻めに出た。対して深浦王位も痛烈に反撃したのだが、谷川九段の勢いを止めることができず、攻め手が切れたところで無念の投了となった。谷川九段は12大会ぶり6度目の優勝で、この棋戦における最多優勝記録の更新となる。なお、大盤解説を務めた加藤九段の講評の要約は以下の通り。
「横歩取りの将棋だが、先手の谷川九段が急戦を指向して動いたために、互いに居玉のままの激しい将棋となった。封じ手の4五桂などはその表れで、決断の一着。踏み込みのいい、思い切った手といえよう。この後も順調に手が続いた。先手側には攻め手がいろいろあり、指しやすい展開になったと思う。攻撃側の分かりやすい展開が最後まで途切れなかった。攻めばかりでなく、受けにも先手にいい手が出ていて、例えば後手の8六歩に対し7七角とした手は落ち着いた手だし、4七桂成とされた局面で銀を引かず、3六に上がったのは強気の受けだった。後手側についていえば、一度3筋に回した飛車を、再び8筋に戻した手が少々ぬるかったように思う。3四飛のままなら3七歩成の楽しみが大きかったはずだ。投了図からは、後手に有効な攻め手がなく、逆に後手玉には迫る手がいろいろあって、投了もやむなしだった」。
棋譜(Flash)
谷川浩司 九段 |
深浦康市 王位 |
(持ち時間各10分間) |
:手を連続で進める
:手を連続で戻す
:棋譜を反転
:1手進める
:1手戻す
:手を連続で進める(戻す)を停止
:投了図を表示
:開始局面を表示
棋譜(テキスト)
谷川浩司 九段 |
深浦康市 王位 |
(持ち時間各10分間) |
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95手で先手の勝ち消費時間=10分10分
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