2010年度 二回戦第二局 静岡大会
対局結果
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149手にて山崎七段の勝ち! |
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勝者の山崎七段は、10月2日(土)に名古屋市で行なわれる「準決勝第一局 東海大会」で、郷田九段と対局!!
大盤解説者・北浜七段の講評
こども大会決勝ステージに続いて行われた二回戦第二局は、一回戦でうれしいシリーズ初勝利を飾った山崎七段が、3度目の連覇を目指す谷川JT杯覇者を大熱戦の末に149手で破り、準決勝に名乗りを上げた。振り駒で後手となった谷川JT覇者が一手損角換わりとして開戦し、両者とも細かな工夫を加えながら進行した戦いは、先手の山崎七段がややリード。しかし後手も中央に金銀を配して先手の攻めを防ぎ、形勢を逆転した。さらに脅威となっていた角の排除に成功するなど攻勢を強めたが、山崎七段が終盤力を発揮して再逆転。細くなった後手の攻めを余裕で余し、最後はみごとに寄せ切った。山崎七段は初勝利を上げた勢いを持続して、好調郷田九段との準決勝に臨む。これで左ブロックの準決勝は、ノーシード棋士同士の対決となった。なお、大盤解説を務めた北浜七段の講評の要約は以下の通り。
「後手となった谷川JT杯覇者が一手損角換わりとしてスタート。21手目の5六歩から5七銀は、最近になって指され始めた手だ。一方の山崎七段は銀冠に組むのだが、7八玉のまま6八金と上がったのが新しい。いかにも序盤を工夫する山崎七段らしい指し手だった。その後先手が先行する形となったが、そのポイントは先手の打った69手目の8三歩。9二にかわした後手の飛車は攻撃の力にならず、守備一方になってしまって先手にリードを許した。先手は十字飛車で銀を取り、一気に決めに行こうとしたが、後手は5四にいた銀を4三に引き、5四には6三の金を配して働きのなかった駒を働かせてペースをつかみ、今度は後手良しの状況を作った。後手の攻勢が続いて106手目には8八金と打って急所の角を外すことに成功し、このまま決めるかと見えた。しかし先手は容易に決め手を与えず、みごとに耐え、さらに113手目には2六桂という勝負手を放つ。この2六桂がすばらしい手で、じっくり構えて攻めようとした後手の意図に反し、攻め急がされてしまった。事実上の勝因といっていいだろう。山崎七段だけに見えていた手で、谷川JT杯覇者は軽視していたかもしれない。後手の抵抗も攻めが細くなり、138手目に指した5七金まで取られてしまっては万事窮した。山崎七段の終盤力が光った一局だった」。
棋譜(Flash)
山崎隆之 七段 |
谷川浩司 JT杯覇者 |
(持ち時間各10分間) |
:手を連続で進める
:手を連続で戻す
:棋譜を反転
:1手進める
:1手戻す
:手を連続で進める(戻す)を停止
:投了図を表示
:開始局面を表示
棋譜(テキスト)
山崎隆之 七段 |
谷川浩司 JT杯覇者 |
(持ち時間各10分間) |
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149手で先手の勝ち消費時間=10分10分
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