2011年度 決勝戦 東京大会
対局結果
|
|||
![]() |
|||
|
|||
128手にて羽生善治 JT杯覇者の勝ち |
|||
羽生JT杯覇者は昨年度に続く連覇。通算5度目の栄冠に輝きました!
大盤解説者・豊川七段の講評
羽生JT杯覇者が連覇を達成するか、渡辺竜王が初優勝に輝くかが注目されたプロ公式戦決勝戦は、振り駒で先手が渡辺竜王、後手が羽生JT杯覇者となって始まった。相矢倉戦を挑み、十八番ともいえる3七銀戦法に出た渡辺竜王が先行。じっくりとした駒組から、渡辺竜王が機を見て猛攻をしかける。飛車を犠牲にしての攻めは厳しく、羽生JT杯覇者は玉を早逃げして攻め合いに活路を見い出そうと、先手陣に絡み付く。詰むや詰まざるや、頭脳と頭脳の壮絶なバトルが繰り広げられたが、最終盤に入ってやや劣勢に見えた羽生JT杯覇者のいわゆる「羽生マジック」が炸裂し大逆転。みごと「JT将棋日本シリーズ」の連覇に成功した。なお大盤解説者の豊川七段の講評要旨は以下の通り。
「大げさに言えば、今日の観客の皆さんは歴史的な対局を目撃したことになる。戦型は相矢倉で、先手の渡辺竜王は得意の3七銀戦法。勝率も高く、避けようとする棋士もいる戦型だが、羽生JT杯覇者は堂々と受けて立った。先手は穴熊に組み変え、玉を戦場から遠ざけておいて、1筋からの端攻めを敢行。飛車を犠牲にしての攻めだが、細かい攻めを巧みにつないで、ペースを握った。後手は、8八に歩を打って玉をつり出して攻め合いに出たわけだが、106手目の6七金打ちがまさに羽生マジック。予測していなかった手を指されて渡辺竜王が動揺したか、同金、5七歩成に同金とせず、3四馬と王手をしてから7一銀と打った手が、感想戦で渡辺竜王も言っていたが敗着となったようだ。その少し前の83手目で6八金引きとし、6九歩の底歩を打って盤石に見えたのだが、それで竜王が少々気が緩んだか。しかし、竜王のトン死は実に珍しく、劇的とさえいえるトン死。早い段階で突いておいた9四歩が、最後にものをいった訳で、後世の語り草になるような勝負だった」。
羽生善治JT杯覇者の優勝談話
「JT将棋日本シリーズ」は、出場するだけでも大変な棋戦なので、連覇を達成できるとは思っていませんでした。それだけに、優勝できて素直にうれしい。早指しの将棋なので、元気の良い、勢いのある将棋を指そうと心掛けたのが、結果的にですがうまくいったと感じています。次は3連覇ですが、より高い頂に挑戦するという気持ちで臨みたいですね。今年以上に大変でしょうが、高い目標を励みとして頑張りたいと思います。
棋譜(Flash)
渡辺 明 竜王 |
羽生善治 JT杯覇者 |
(持ち時間各10分間) |
:手を連続で進める
:手を連続で戻す
:棋譜を反転
:1手進める
:1手戻す
:手を連続で進める(戻す)を停止
:投了図を表示
:開始局面を表示
棋譜(テキスト)
渡辺 明 竜王 |
羽生善治 JT杯覇者 |
(持ち時間各10分間) |
|
|
|
まで128手で後手の勝ち消費時間=10分10分
![]() |
『将棋日本シリーズ』総合事務局お問い合せの際は、いま一度番号をご確認の上、お掛け間違いのないよう、お願い申し上げます。
|
|---|











