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エリー:「そう、達也さんって元気が無い時にメールくれますよね? あのメールを受け取った人はすごい不安になるよ(笑)。そういえば、おととしの夏くらいも元気なかったでしょ? あれはなんで悩んでいたんだっけ?」
中村:「バンドのこととかで、『これからどうしようか?』みたいな。俺、即興ばっかりで音楽やってるから、いろいろ考えて作れないし。」
エリー:「でも達也さん、確かに即興で演奏はしてるけど、いつもすごくいろんなことを考えてるじゃん。」
中村:「・・・うん、そう。でも、それがなかなかまとまらないんだよね、とっ散らかって。でも、考えすぎて結局やらずに終わっていっているのは最近いけないなって思って。・・・あ、そういえば今朝、夢にこまわり君(山上たつひこさん原作の漫画『がきデカ』の主人公)が大黒様化したみたいな怪しい人が出てきたの。で、俺に向かって『思ったとおりに、やった方がええんとちゃいますの?』って(笑)。これ、完全にお告げだわと。」
エリー:「お告げが関西弁なんだ(笑)。でも、縁起いいじゃん! 確かに達也さん、今年はいい感じしますよね。」

中村:「うん。厄年も抜けたし。で、去年は布袋さんのツアーの他に、JOY HEIGHTS(※1)っていうバンドを7月くらいに作ったりもしてたの。今年はそのバンドで録った音源も出そうかなと。他にもTWIN TAIL(※2)の音源でまだ出していないやつもあるし、あと、活動休止中だったLOSALIOS(※3)っていう自分のバンドも再開しようかと。あ、そういえばRECKっていうメンバーと2人でやってるFRICTIONっていうのもあるんだけど、これも12年ぶりに新しい曲を作るんだよね。」
エリー:「すごいじゃないですか! いっぺんにいろいろやるんだね。なんか見えたんだ?」
中村:「今まで録ったやつは全部出そうと、今年の頭に思って。でも、なんも見えてないよ。とにかく、やらないと。やれば、何か出てくるから。・・・そういえば、Entity of Rude(※4)っていうバンドも作ったんだ。」
エリー:「まだあんのかよ!(笑)」
中村:「そのバンドでも、そろそろレコーディングしようかなって思っていて。」
エリー:「ちょっと、本当になんかあったの? 前に達也さんと最後に会った時はすごく元気がなかったのに、めちゃめちゃいい感じじゃないっすか? やっぱり布袋さんのこととかもきっかけだったりするのかな?」
中村:「そうだね。やっぱりああいう現場はなんか気がいいというか、明るい感じで勢いもあるからそういう人たちといると、こっちも明るい気持ちになってきて。元々演奏するのは楽しいし。で、そん中に入ってドラムを叩いてみると、またいろんな扉を開かれちゃって。」
エリー:「ほんと今、いい感じがする。・・・あと、これはちょっと言葉が悪いかもしれないけど、『自分がよければいい』みたいな感じから徐々に変わってきたっていうのもない?」

中村:「うん。変わってきた。ライブにしても、今までは月に1、2回、ステージに立ってその時の自分の気持ちを爆発させる感じだったんだけど、最近はそうやって感情を解放するだけじゃなくて、リズムでお客さんを楽しませるっていうのも面白いなって。『いらっしゃい! 楽しませますよ!』みたいな風になってきた。」
エリー:「私は元来達也さんって、そういう才能もある人だと思うよ。そうじゃなきゃ俳優とかできないじゃん。・・・でも、達也さんっていつもかっこいい役で出てるよね。へたれなのにさ(笑)。」
中村:「そうやねん(笑)。でも、たまーにだから、いいんじゃない?」
※1 メンバーは大友良英(G)、tatsu(B)、百々和宏(G)、中村達也(Ds)の4人。2007年のライジングサンにも出演。
※2 勝井祐二(Violin)、中村達也(Ds)、豊田利晃(映像)の3人が構成するユニット。
※3 中村さんが中心となって活動しているバンドの名義。東京スカパラダイスオーケストラのカトウタカシ(G)や武田真治(Sax)など、ライブやアルバム制作の度に毎回様々なアーティストが参加している。
※4 タブゾンビ(Tranpet)、日向秀和(B)、中村達也(Ds)からなる。
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