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西島:「最近大宮さんはどうしているんですか? ちゃんと休みとか取ってますか?」
エリー:「最近は忙しすぎてもう精根尽き果ててしまって、この前の土日は久しぶりに仕事のことを何にも考えない日を作りましたね。」
西島:「へえー。そういえば、仕事のことを何にも考えない日を作ったことなんて、もう何年もない気がしますね。仕事、映画のことはずっと考えています。そういうの、一度忘れた方がいいんですかね?」
エリー:「別に私も仕事が嫌いって訳じゃないんですけど、好きなことでもそれを仕事にすると、仕事っぽい、嫌な側面も出てくるじゃないですか? 例えば、映画を観るのは楽しくても、映画に出ると、ストレスが出てきちゃう、みたいな。そういえば昔西島さん、『僕は映画に出るより観るほうが好きだ』って言ってましたよ。」
西島:「それは素直じゃない答えですね。出るのも好きですよ。騙されましたね(笑)。でも、うーん・・・僕にとって映画って、簡単に『好き』と言っちゃえるような、単純なものでもない気がします。いろんな思いが詰まっていますからね。」
エリー:「じゃあ、映画のどんなところが魅力ですか?」

西島:「理屈で言っちゃうと、ドラマやCMに比べて、すごく自由度の高い表現であるっていうことが1つですかね。あと、そうやっていろんな主張や意見を表現に織り交ぜつつも、もちろん商業的にも成立させないといけないですよね。本当にすごくお金もかかっていることだから。そういうのも面白いですよね。他には、たった5秒のシーンのために大勢が必死になって数時間もかける、みたいな効率の悪さもいいですね。最近そういうものって、本当に少なくなってきましたから。」
エリー:「あと、映画ってやっぱり人がたくさん関わってくるじゃないですか? だから、人好きっていう側面もあるのかな?」
西島:「確かに、大勢で何かをやるのも好きなんでしょうね。自分で全てをコントロールしたいっていうのであれば、何か別のことをやってると思うんです。映画の場合はもうどうにもならないですからね。わずか数秒のシーンの中に、何十人もの考えが入ってきますから。そうすると、自分のやりたいことなんかほんとにどうでもよくなりますよ。」
エリー:「じゃあ、西島さんはいつもどういうモチベーションで映画に参加するんですか?」
西島:「うーん・・・分からない(笑)。今、いろんなことを言いましたけど、よく考えたらそんなにちゃんと分かってない気がします(笑)。」
エリー:「じゃあ、仕事をしていて嬉しいと感じるのはどんな時ですか?」
西島:「役者さんにもいろんな人がいると思うんですけど、それぞれになんというか、方向性がある訳ですよね。で、同じような方向に向かっている人はお互いをどこかで意識していると思うんです。
それで、僕もそうなんですけど、そういう人とは仕事とは全然関係ないところでも話しかけられたりするんですよ。そういう時に他の役者さんに褒められると、やっぱり嬉しいですよね。ただ、そういう時の話は、傍目からするとすごい危ないトークになっていますけどね。『あのシーンで1回瞬きしたでしょ? あれは負けたと思ったよ』みたいな話ですからね(笑)。」
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