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| 壁画のごとき彫刻が施されたパイプ |
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「人物浮彫パイプ」
(北アフリカ・制作年代不明/「たばこと塩の博物館」蔵) |
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古来より人々に珍重されてきたパイプは、喫煙用としてはもとより、祭祀(さいし)に用いられたり、装飾品や土産物として用いられたりするなど、さまざまなシチュエーションで使用されてきました。
全長が20.4cmほどある写真のパイプは、喫煙用としては少しサイズが大きく、装飾品として作られたような凝った細工が見受けられます。たばこを詰めるボウルの部分に彫られているのは、イスに座る王と思しき男性と、彼に何かを捧げる様子の人物。そして、持ち手にあたる柄の部分には、草木や建物のほか、天秤を肩に掛けた人の姿が表現され、農耕作業の情景を描いていると推測できます。
素材や制作年など、不明な点が多いこのパイプの詳細は分かりません。しかしながら、精緻に表現された絵柄を見ていると、制作国の北アフリカに伝わる何らかの物語が表現されているような気がしてなりません。 |
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