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| フランス人が見たニッポンの文明開化 |
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「『ポタン・ド・ヨコ』 新しい帽子 変わらぬ頭」
(日本・明治23(1890)年・Gビゴー作/「たばこと塩の博物館」蔵) |
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これは、フランス人画家のジョルジュ・ビゴーが描いた風刺画です。明治15(1882)年に来日し、32(1899)年に帰国するまでの17年間で、多くの画集や風刺雑誌を刊行したビゴーの絵は、当時の日本の風俗を知るための貴重な資料として、高く評価されています。
洋風の帽子をかぶり、口にはシガレットホルダーに入れたシガレット(=紙巻たばこ)をくわえた絵の中の男性。顔だけを見ると、時代の先端を行く洋装ファッションを積極的に取り入れたお洒落さんです。ところが、その姿は昔ながらの袴姿に下駄履きで、トータルで見ると、とてもアンバランスな格好となっています。
風刺画を得意としたビゴーにとって、当時の日本人の和洋折衷のファッションは、やはり皮肉を込めて風刺したくなる“摩訶フシギ”な格好だったということでしょう。 |
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