特別展Exhibition

NETSUKE

特別展『根付〜手のひらの中の芸術〜』
多様な素材・形態、精巧な彫刻の「根付」約400点
展示期間:1995年10月28日〜12月3日
 ポスター (JPEG 50K)

珊瑚取りボタン 面ボタン 富士ボタン
牛ボタン 狸ボタン 犬ボタン


 「根付(ねつけ)」は、たばこ入れ・印籠・巾着などを着物の帯に提げるとき、 落ちないように紐(ひも)の先に付けて帯に挟んでいた留め具です。 (図:たばこ入れ各部の名称 JPEG 20K) 現在ではほ とんど使われなくなった「根付」ですが、江戸時代から昭和初期ごろまでは、 人びとの必需品でした。象牙・鹿角・木・陶磁・金属などさまざまな素材に、 動物や植物、獅子・竜などの神獣、中国や日本の昔話などを題材に、精巧な彫 刻をほどこした芸術品が数多く作られました。
 「根付」は幕末以降、海外へかなり流出し、日本国内の所蔵数はあまり多い とはいえません。現在でも美術工芸品としての価値は高く、海外でも人気を保 っています。
 今回は、たばこ入れの成立とも深く関わりのある「根付」の歴史を追いなが ら、江戸時代から現代までのさまざまな素材・形態の「根付」約400点を展示 しました。

 なお、同展にちなんだ講演会を11月19日、根付制作公開実演を11月23日に 1階の視聴覚ホールで開催しました。

講演会 根付制作公開実演