特別展Exhibition

マッチ入れ・マッチボックスタイトル

 マッチは、明治の文明開化の象徴のようなもので、火入れで触れたように、火を起こすための苦労を、薬頭部を擦るだけで済ませる画期的なものでした。当時のマッチは現在のようにやすりで擦らなければ火が着かない安全マッチではなく、ちょっとざらついた所で擦ると簡単に火が着くものでした。そのため、ちょっとしたことで発火するばかりでなく、その火からは有害なガスが発生するという危険な面があり、金属性のケースに入れて持ち歩くことが多くなされました。マッチを持ち歩くのは、たばこに火を着けるためのことが多く、その外側にはさまざまな装飾が施され、安全マッチが登場してもそのまま持ち歩かずに、お洒落で、マッチ入れを使う人も少なくありませんでした。画期的ともいえるマッチの登場は、日本の喫煙形態も変化させ、たばこ盆に置かれていた火入れが不必要となり、代わりにマッチ入れに入れられたマッチが添えられました。

マッチ入れボタン マッチボックスボタン

 

マッチ入れ(写真左):JPG 11Kb
マッチボックス(右):JPG 12Kb


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