特別展Exhibition

表紙絵

< 講演会のお知らせ >
10月6日(土)
「天保改革と浮世絵」
     新藤茂(国際浮世絵学会常任理事)
10月14日(日)
「浮世絵を改める人たち=町名主たちのこと=」
     湯浅淑子(当館学芸員)
10月20日(土)
「天保改革と風刺画」
     南和男(元駒沢大学教授)
いずれも、1階視聴覚ホールにおいて、午後2時から開催します(定員80名)


< 浮世絵版画の摺りの実演 >
解説/安達以乍牟 アダチ版画研究所所長
実演/アダチ版画研究所
9月15日(土・祝)
葛飾北斎画「冨嶽三十六景 山下白雨」
9月16日(日)
葛飾北斎画「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
両日とも、1階エントランスホールにおいて、午後1時30分から3時の予定で開催します


< 刻みたばこの実演 >
日本独特の「細刻みたばこ」の歴史と実演
9月22日(土)〜9月30日(日)
期間中、休館日をのぞく毎日、1階エントランスホールにおいて随時(平日は午後のみ)開催します
江戸の出版仕掛人 part 3 〜天保の改革と浮世絵〜

<展示場所>
 たばこと塩の博物館 4階特別展示室

<開館時間>
 午前10時〜午後6時 (入館は午後5時30分まで)

<休館日>
 期間中9月24日、10月8日をのぞく月曜日、
 9月25日(火)、10月9日(火)

<入館料>
 大人・大学生 100円 (50円) 小・中・高校生50円 (20円)
 カッコ内は20名以上の団体料金


◆◆◆ はじめに ◆◆◆
 浮世絵版画は、日本を代表する絵画として広く知られています。画集や展示会といった形で紹介される機会も多く、今でも、私たちの目を楽しませてくれます。絵師の表現力とともに、高度に発達した木版の彫りと摺(す)りの職人技には、目を見張るものがあります。
 江戸の人々にとり、浮世絵版画は、現在よりもはるかに身近で一般的な出版物でした。人々でにぎわうところには、必ず浮世絵などを売る店があり、私たちが絵葉書やブロマイドを集めるように、気軽に買い求めることができるものでした。ところが、それほど普及していたがために、人々に影響を与えやすいという理由で、浮世絵版画も幕府の厳しい統制をたびたび受けることになります。
 たばこと塩の博物館では、過去'92年、'97年の二度にわたり、『版元の世界』展を開催し、それぞれ寛政期(18世紀から19世紀初頭)と文化・文政期(19世紀前半)の版元たちに注目して、その動向と出版物を紹介してきました。今回は、天保前後の浮世絵・草双紙(くさぞうし)の流行や、版元の動向を紹介するとともに、天保の改革(19世紀中頃)の影響を受けた浮世絵・草双紙を紹介します。厳しい統制下ならではの、絵師や出版元たちの工夫をお楽しみください。

  1. 改革前の流行
  2. 改革前の版元
  3. 天保の改革と出版物
  4. 地本問屋仲間の再興