特別展Exhibition

企画展 浮世絵 花ざかり 〜くらしを彩る江戸の華〜 2005年1月22日(土)〜2月27日(日)
1 桜を描いた浮世絵
2 実用的な浮世絵
3 世相を描いた浮世絵 IIIIII
 企画展「浮世絵 花ざかり 〜くらしを彩る江戸の華〜」
 2005年1月22日(土)〜2月27日(日)

私たちが「浮世絵」という言葉からイメージするのは、華やかで美しい「美人画」「役者絵」「風景画」でしょうか。このような作品は、展覧会や画集などで取り上げられる機会も多く、江戸時代の庶民の芸術的センスや木版印刷の技を私たちに伝えてくれます。しかし、実は浮世絵は、私たちがイメージするよりも、ずっとバラエティーに富むもので、他にもいろいろなタイプのものがありました。例えば、団扇に貼るような実用的な絵や切り抜いたり組み立てたりして遊ぶおもちゃ絵、クイズを解くような判じ絵、その他、相次ぐ地震・開国・疫病の流行などを伝え、幕末の世相を風刺した絵なども見られました。このような実用的な絵や世相を描いたものは、使い捨てられてしまったり、粗雑に扱われたりして、すでに大部分は失われてしまいましたが、今に残された作品からは、浮世絵が江戸庶民のくらしに深い関わりをもち、たいへん広いすそ野をもつ印刷物であったということを感じ取ることができます。

この展示では、桜を描いた絵を通して「美人画」「役者絵」「風景画」を紹介するとともに、実用的な絵や世相を描いた絵を展示します。浮世絵の華やかさや多彩さをお楽しみください。




天保改革を風刺した絵 歌川貞秀 画

会  場  たばこと塩の博物館
 4階特別展示室
 開館時間   午前10時〜午後6時
 (入館締切は午後5時30分まで)
休館日  毎週月曜日
入館料  一般・大学生 100円 【50円】
 小・中・高校生 50円 【20円】
 【 】内は20名以上の団体料金



桜を描いた役者絵 月岡芳年 画




紙の雛壇を組み立てることができる絵
作者不明
   
 【講演・講座・催し物のご案内】
 企画展「浮世絵 花ざかり 〜くらしを彩る江戸の華〜」
 関連講演会・落語会・イベント 
講演会  
  1月23日(日) 「春の花もよう 絵草紙・おもちゃ絵・千代紙」
講師:アン・ヘリング(法政大学教授)
  1月29日(土) 「江戸の判じ絵」
講師:岩崎 均史(たばこと塩の博物館主任学芸員)
  2月5日(土) 「絵草紙屋追懐」
講師:鈴木 俊幸(中央大学教授)
落語会  
  2月6日(日)  「花見にちなむ落語会」
出演:古今亭 志ん橋
解説:新藤 茂(国際浮世絵学会常任理事)
 
    ※いずれも14時から、1階視聴覚ホールにて開催します。
講演会・落語会の参加費は無料(ただし、入館料は必要)。
定員は先着80名です。
 
イベント  
  2月27日(日) 「紙の雛壇をつくろう」
指導:湯浅 淑子(たばこと塩の博物館学芸員)
    ※14時から、1階視聴覚ホールにて開催します。
イベントの参加費は無料(ただし、入館料は必要)。
定員は先着30名です。