特別展Exhibition


Social Landscape of the Meiji Era
たばこと専売
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専売制になって初めて発売された口付紙巻たばこ4種 「専売制になって初めて発売された口付紙巻たばこ4種」
明治37年(1904)7月発売
たばこと塩の博物館蔵
たばこと専売
明治37年(1904)7月に、「たばこ製造専売制度」が施行された背景には、当時、日本進出をはかろうとしていた米英のたばこ資本から、国内たばこ市場を守るという意図とともに、日露戦争の戦費調達をはかるという目的がありました。日露戦争に費やした戦費は、「臨時軍事費」として支出された分だけで15億円に達していましたが、この金額は、日清戦争の戦費2億円に比べて7.5倍にも上りました。このため政府にとって、確実な税収がはかれる“たばこの専売”に踏み切ることは、必然の成り行きでもあったのです。なお、明治38年度のたばこからの税収は3360万円で、同年度の租税収入全体の約6.3%を占めていました。
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