特別展Exhibition

明治のたばこ王 岩谷松平(いわやまつへい)
壱、薩摩から東京へ 弐、天狗の岩谷
参、明治たばこ宣伝合戦 四、専売制施行とその後の岩谷
  壱、薩摩から東京へ  
  岩谷松平(いわやまつへい)は、嘉永2(1849)年に薩摩に生まれました。その4年後にはペリーが来航し、以後、日本は幕末、明治維新と激動の時代を迎えることになります。そんな時代の荒波の中、岩谷の人生も大きく動いていきました。

明治2(1869)年、藩の御用商人を勤めたこともある岩谷本家の家督を継ぎ、養蚕業などにも手を延ばした岩谷でしたが、明治10(1877)年に起こった西南戦争の戦火により、家屋を焼失。それを契機に上京し、明治11(1878)年には銀座3丁目に「薩摩屋」の屋号で店を構え、薩摩絣(さつまかすり)や鰹節、そして国分のたばこなど、薩摩の特産品を販売し始めました。

時あたかも文明開化の時代、さまざまな文物とともに欧米からもたらされた紙巻たばこが、東京などの都市を中心に広まりつつある頃でした。
 
 
岩谷松平肖像
zoom 岩谷松平肖像
招魂碑拓本
zoom 招魂碑拓本
二代目歌川国輝「第一大区従京橋新橋迄煉瓦石造商家蕃昌貴賤薮澤盛景」
zoom 二代目歌川国輝「第一大区従京橋新橋迄
煉瓦石造商家蕃昌貴賤薮澤盛景」
 
  明治初期のたばこ事情  
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