特別展Exhibition

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マッチラベルの世界 ~吉祥図案からモダンデザインまで~

マッチラベルは、動植物、人物、幻獣や神仏、風景、日用品と、ありとあらゆるものがモチーフとなっています。ここではカテゴリーごとに、その多彩な世界を紹介しましょう。

国内販売用

明治期の国内販売用には、天狗、金太郎、弁慶、旭日など、日本で親しまれていた図案が多く見受けられます。

明治民営期のたばこマッチ

日清戦争後(1895~)、紙巻たばこの需要が大きく伸びて販売競争が激しくなると、各たばこ会社は、たばこに欠かせないマッチを広告として用い、そのラベルに工夫を凝らしました。

岩谷商会「天狗煙草」の広告

村井兄弟商会「ピーコック」の広告

輸出用

主な輸出先だった中国の好みに合わせ、中国語で福と同音の蝠(コウモリ)を描くなど、福・禄・寿をイメージさせるモチーフがよく用いられました。

広告用

都市の大衆文化が花開いた1920年代後半より、カフェーやダンスホールなどの広告用マッチが数多く作られるようになります。アール・デコ調のデザインには当時の空気が感じられます。