「たばこの健康影響評価専門委員会」に対する意見(2013年4月10日)

厚生労働省 健康局長
矢島 鉄也 殿

「たばこの健康影響評価専門委員会」について

謹啓
春暖の候、貴省におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、2013年3月27日の「第37回 厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会」におきまして、「たばこの健康影響評価専門委員会」の設置が承認されたものと承知しております。
弊社としましては、当委員会でのご検討に関しまして、たばこ産業に従事する立場から以下の要望を持つものであり、何卒、ご斟酌賜りますようお願い申し上げる次第です。

弊社といたしましては、喫煙が特定の疾病のリスクファクターであるとの考え方に立ちつつも、一方で、たばこが古くから多くの人々に親しまれている合法な嗜好品であり、成人の方には、喫煙に関する適切なリスク情報をもとに喫煙するかしないか等を自ら判断した上で、個人の嗜好として喫煙を愉しむ自由があると認識しています。また、たばこを吸われる方々と吸われない方々が協調して共存できる調和ある社会が実現されることが望ましいと考えております。

当委員会の設置要綱(案)には、「たばこ及びたばこ成分の健康影響評価を行い、たばこによる健康影響を減じるための施策について検討する」ことを目的とし、「科学的知見に基づき客観的かつ中立公正に検討を行う」と明記されておりますが、弊社といたしましても、上述の考え方の下、当委員会におかれましては、設置要綱(案)に記載されているとおり、委員の人選等も含め、客観的かつ中立公正なご議論を行なっていただきますよう切にお願い申し上げるところであります。
なお、喫煙の健康影響等については、弊社としても様々な知見を有するところであり、情報提供等を通じ、いつでも幅広く協力していく所存です。
謹白


2013年4月10日
日本たばこ産業株式会社
執行役員渉外責任者 山下 和人