各地の森からの近況報告をお届けします!

2016年12月

「JTの森 ゆのまえ」の間伐材で復興支援

2016/12/09
湯前町役場 やまんじろう

2016(平成28)年4月に発生しました熊本地震では、熊本市周辺を中心に人命や人家、交通インフラ、農業基盤など甚大な被害が発生しました。

「JTの森 ゆのまえ」があります湯前町におきましては、文化財の一部が被害を受けた程度で他に被害は発生しませんでした。

JTと湯前町は、2011(平成23)年3月に発生しました東日本大震災の際にも協力して復興支援活動を行っており、この度の熊本地震におきましても協力して復興支援活動を行うこととしておりました。

今回は、仮設住宅の団地内に設置する「みんなの東屋」「みんなの喫煙所」「木製テーブル」「木製ベンチ」の木材を、現在間伐を行っております「JTの森 ゆのまえ」の間伐材を使用、加工しまして仮設団地へ提供するものです。

■「JTの森 ゆのまえ」の間伐材を使った「JT × 湯前町」の復興支援内容

・みんなの東屋………1棟
・みんなの喫煙所……1棟
・木製テーブル………3台
・木製ベンチ…………29脚
・みんなの家表札……100枚

「みんなの家表札」設置式の様子(「広報ゆのまえ」より抜粋)PDF:482kb

10月21日(金)、「JTの森 ゆのまえ」の間伐材が仮設団地でお住まいの皆さまの「くつろぎ」と「癒し」の空間づくりに活躍してくれることを願いまして、湯前町役場で出発式を行いました。

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「みんなの東屋」等の木材を支援するにあたり、木材の納品先は被災地であり、現在工務店などの施工業者の皆さまはフル回転で復旧関連の工事に追われていることから、できるだけ納品先での手間を省くため湯前町内で木材を加工し、現地では組み立てるだけの状態にして木材を納めます。

木材は3トントラック3台に分けられ、納品先である熊本県益城町のテクノ仮設団地へ出発しました。

仮設団地へ納品後、すぐに建て方の作業に入られたとのことで、11月28日(月)には「JTの森 ゆのまえ」の間伐材を使った施設が完成。

11月29日(火)に熊本県主催の贈呈式が執り行われたため、木材を納品しました仮設団地に到着してビックリ!
こんな素晴らしい姿に「JTの森 ゆのまえ」の間伐材が姿を変えておりました!!

■みんなの東屋

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■みんなの喫煙所

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■木製テーブル・木製ベンチ

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贈呈式には、JTから堂園熊本支店長、湯前町から長谷副町長が出席しまして、JTと湯前町の取り組みと被災地のいち早い復旧・復興を願いましてあいさつをさせていただきました。

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贈呈式には、仮設団地にお住まいの皆さまも出席され、提供しました木製ベンチにお座りいただき贈呈式を見守っていただきました。

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今回のJTと湯前町で協力して支援させていただきました「みんなの東屋」については、仮設団地にお住まいの方から「木材の香りがして、広々として気持ち良いので、孫が遊びに来たときはこの場所で食事したい」とのお声をいただきました。
また、「みんなの喫煙所」については、これまでどこで喫煙して良いか分からず、喫煙し難かったが、喫煙所が出来て安心した」との喜びの声をいただきました。

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熊本地震の甚大な被害に対する復旧工事があちらこちらで行われており、復興へは長い道のりになると思われますが、引き続きJTと湯前町で協力して復興支援を続けていきたいと思います。

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1年ぶりの「JTの森 ゆのまえ」森林保全活動

2016/12/02
湯前町役場 やまんじろう

2016(平成28)年4月に発生しました熊本地震の影響で、春に計画しておりました「JTの森 ゆのまえ」森林保全活動は中止を余儀なくされました。

そのため、10月29日(土)に行った秋の活動は1年ぶりの森林保全活動となりました。
前日の準備は雨の中での作業となり天候が心配されましたが……、当日は見事晴れてくれました!

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今回は、熊本地震後初の森林保全活動ということで、永田亮子JT執行役員にもご参加いただき、当日の準備段階からお手伝いいただきました。

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そして、1年ぶりに皆さまと再会です。おかえりなさい〜!

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今回の森林保全活動は、2016(平成28)年9月に伐採・立木の搬出が完了しました「JTの森 ゆのまえ」1.83ヘクタールにヤマモミジ・約3,600本を植樹する活動です。

開会式にて、ふれあいの森林づくり「国土緑化推進機構会長賞」受賞の報告も行いまして、植樹する「JTの森 ゆのまえ」内の名付けて「展望の森」へ入林です。

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「展望の森」の名称の通り、植林する会場はこのように見晴らしが良く、景観も良い森林です。

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上球磨森林組合の職員の方から作業の指導を受け、ヤマモミジの植樹を行いました。

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今回は、ゆのまえ温泉「湯楽里」に隣接する森林であることから、植林する樹種は景観向上のため、秋に紅葉するヤマモミジを選定しました。
これから10年程経つと、ヤマモミジも生長して秋の時期には湯楽里周辺の山々を彩り、観光に来られた方々を楽しませてくれるものと思います。

植林を終えて昼食の後は、オプション活動です。
今回は、木工・くるくる巻きパンづくり・バルーンアート・温泉入浴の4つの活動から、各自が体験したい活動を選んでいただきました。
以下、一部をご紹介します。

■木工

高いものを取るときに踏み段にもなり、中には小物も入れることができる収納ボックスを作成しました。
木工キットを組み立てていく比較的簡単な作業ですが、ものづくりを行うときの目は皆さん真剣です。
収納ボックスの他には、床板等の節の補修に用いられる「埋め木」を使った木工も同時に行い、各自の感性で思い思いの作品を作っていただきました。

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■くるくる巻きパンづくり

強力粉、イースト、砂糖、スキムミルク、塩、水を使って、簡単にできるパンづくり。
こねて発酵させた生地を棒に巻き付けて、焦げないようにくるくる回しながら焼き上げて出来上がりです。

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今回、1年ぶりに「JTの森 ゆのまえ」森林保全活動を通して、JTの皆さんと再会することができました。

参加された方の中には、自宅が被災されたり、職場が被災されたり、避難所での生活を余儀なくされた方もいらっしゃったと思います。

今回の森林保全活動が、被災された方の心安らぐ癒しの一日になっていればと思います。

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最後に……

「JTの森 ゆのまえ」森林保全活動と同日、熊本県出身の漫画家である尾田栄一郎さん作の『ONE PIECE』のキャラクターをラッピングした「ONE PIECE」列車が運行開始するため、出発式がくま川鉄道湯前駅で執り行われました。
この出発式にあたり、「JTの森 ゆのまえ」森林保全活動に参加されました親子等・約30名を式にご案内しました。

「ONE PIECE」列車は、『ONE PIECE』と湯前町が協力して行います熊本地震の復興支援プロジェクトの一つであり、2017年2月26日(日)まで運行しております。

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