各地の森からの近況報告をお届けします!

2018年02月

夕焼けのような夜明け

2018/02/02
湯前町役場 やまんじろう

冬まっただ中のこの季節、九州では再造林や間伐などの施業の工期が迫り、森林組合をはじめとする林業経営体や発注者である森林所有者も事業の完了検査で慌ただしくなります。

昨日も湯前町有林の再造林と獣害防護ネット設置の完了検査の準備をしておりましたら、夕焼け!?と勘違いするほどの赤い日の出を見ることができました!

赤い日の出が見られた時間は長くなかったのですが、運良く写真も撮れました。

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珍しい日の出を拝み、快晴の中、再造林の検査を行いまして無事にしゅん工を確認しました。

こちらの施工地は、林内路網が適度に開設してあり、原木市場までの距離が遠くないことから、経済林として森林経営することとし、「杉」を植えました。

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再造林の施工地は、当然、木が全て伐採されておりますので、ふるさとの雄大な景色を望めます。

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この施工地は元々ヒノキの森林で、20年ほど前に木が成長したため主伐(=木を全て伐採すること)を検討し、当時の評価額は1億円近かったとのことです。

そのような中、強い台風が熊本県を直撃し、猛烈な風雨によって、主伐を計画していた森林の立木に大きな被害が発生。1億円ほどの財産が、一夜にしてその価値を失いました。

森林保険(当時は森林国営保険)に加入しており損害は補償されましたが、林業経営の難しさと自然災害の怖さを改めて感じたと、当時の担当から聞いております。

今でも風害の爪痕が残っております。

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冬まっただ中で寒い日が続いておりますが、あと2カ月しますと木々の新芽が芽吹き、緑が鮮やかな季節になります。

美味しい美味しい山菜を楽しみに、冬を越えたいと思います。