環境課題への取り組み/生物多様性保全への取り組み

環境課題への取り組み

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JTグループは、森林保全のため、「ライブ・バーン」を設置するなど効率よく地球資源を利用することで、バランスのとれた農業生産環境の実現を支援しています。植樹した樹木をそのまま乾燥施設として使用する「ライブ・バーン」の設置は、低コストで手間のかからない、環境に優しい取り組みの一つです。この取り組みは、自然林の伐採を防ぐだけではなく、乾燥施設不足の解消をもたらし、最適な時期に収穫が可能となることから、葉たばこの品質改善にもつなげることができます。
また、空になった農薬容器の適切な処理と廃棄によるリサイクル促進や、植林にも取り組んでいます。植林によって、農家は葉たばこの乾燥に必要な木材を自給できるようになるため、森林伐採を減らすことにつながります。

生物多様性保全への取り組み

事業エリアにおける生物多様性の責任ある保全は、環境を保護するとともに、JTグループが事業活動を長期的に維持・継続するうえで必要不可欠です。
社内の管理プロセスや意思決定の中で生物多様性の保全を考慮することは、JTグループにとって重要だと考えています。そのために、生物多様性や自然資源への依存や影響の度合いを評価し、それらを私たちがどのように活用し、管理しているかを理解することが必要です。これらを踏まえ、農業生産工程管理の導入や土壌管理の推進、持続可能な森林・水資源の利用や自然林の再生等に関する適正な施策を展開しています。

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2017年には、ブラジルで自然再生プロジェクトが始まりました。これはブラジルの国家社会経済開発銀行(National Bank for Social Economic Development)によって承認された、「野生生物研究と環境教育協会(Society for Wildlife Research and Environmental Education)」との協働プロジェクトです。今後5年間にわたり、JTグループの直接契約葉たばこ農家が所在する永久保護地区、及び国立森林保護区であるフローナ・ディラチ(Flona de Irati)の335ヘクタールを復元していきますが、国立森林保護区では既に苗木の植樹が始まっています。このプロジェクトは、ブラジルの環境保全に貢献するだけでなく、JTグループの生物多様性保全の取組みを強化することにもつながり、葉たばこ産地にも好影響を及ぼします。

ザンビアでは、ミオンボ森林地帯の持続可能な管理に関するプロジェクトを展開しています。このプロジェクトでは、樹木の保護、森林地帯の回復、それら資源を持続可能な形で活用することによる地域コミュニティの活性化などに取り組んでいます。2017年に第1フェーズが終了し、基礎調査、地元コミュニティや地元当局との対話、持続可能な養蜂・効率的な調理用コンロの使用・土地管理の改善に関する研修などを実施しました。

JTグループは、国際的な研究機関やNGOと連携することなどにより、契約農家の生産性の向上、生産コストの削減を目的とした取り組みを実施しています。ブラジルとザンビアにあるJTグループのADETセンター(Agronomy, Development, Extension and Training Center)では、長期的な契約農家の収益向上に向けた研究に取り組んでいます。近年では、契約農家向けに手順書を作成し、生物多様性の現状を確認し、モニターする手段を提供しました。これにより契約農家は、在来植物、水、土壌、動物、気候に則した形で、環境保全に向けたアクションプランを実施することが出来るようになります。

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