2020年度一回戦第三局

対局結果

一回戦第三局 (※無観客対局)

103手にて藤井棋聖の勝利

対局日時:7月18日(土)
会場:Chateau Ameba(シャトーアメーバ)

藤井聡太棋聖

菅井竜也八段

大盤解説:藤井 猛 九段 聞き手:矢内理絵子 女流五段 読み上げ:高浜愛子 女流2級

勝者の藤井棋聖は、9月12日(土)に行われる「二回戦第三局」でシード棋士の豊島将之竜王・名人と対局!!

  • タイトル・段位は対局時点のものです。

講評/勝利棋士コメント

大盤解説者・藤井九段の講評

振り駒は歩が4枚で、藤井棋聖の先手と決まる。

菅井八段はノーマル四間飛車から三間に振り直して穴熊。先手も居飛車穴熊に組んでの戦いとなった。

後手は角を転回して仕掛けたが、先手はそれに乗って駒得を果たしペースを握る。

終始優位に進めた藤井棋聖が菅井八段を突き放して、棋聖としての初勝利と同時に「JTプロ公式戦」でも初勝利となった。

大盤解説の藤井九段の講評は以下の通り。

「相穴熊になりました。昔から『相穴熊は居飛車良し』と言われており、既に振り飛車には大変な戦いということです。

後手から角を転回して動きましたが、それに乗じて先手に捌かれてしまいました。

先手の▲1八香・▲2七飛の形が工夫で、後手に△4六角と出られても何も当たらないのです。感心したのは71手目▲5三角成です。

△5二銀打なら後手を引くのですが、後手の攻めが来ないので、ぼちぼちやって優勢だという見立てなんですね。

最後は菅井八段も二枚飛車から△7七歩と形は作れましたが、藤井棋聖は全部読み切っていました。藤井棋聖からすれば快勝。

菅井八段は力を出せない残念な将棋でした」。

勝利棋士・藤井棋聖のコメント

相穴熊も一応予想していた戦型の一つでした。▲3六歩~▲7七角のあたりはそういう予定の手順です。

仕掛けられてから駒得が残りましたが、そのあたりではまだ難しいと思っていました。優勢を感じたのは飛車交換になってからです。

自陣は駒が一枚多い分、いいのかなと。これで「JTプロ公式戦」初勝利をあげられて、大変うれしいです。

二回戦は豊島竜王・名人との対戦なので、前回あたってから少し空いているので、楽しみにしています。

棋譜

藤井聡太 棋聖
菅井竜也 八段
(持ち時間各10分間)
【操作方法】
開始局面を表示
10手戻す
1手戻す
1手進める
10手進める
投了図を表示
棋譜を反転

まで103手で先手の勝ち

消費時間=10分10分