2021年度二回戦第一局

対局結果

二回戦第一局 (無観客対局)

108手にて
豊島JT杯覇者の勝利

開催日:9月4日(土)
会場:ABEMAスタジオ/Chateau Ameba(シャトーアメーバ)

広瀬章人八段

豊島将之JT杯覇者

大盤解説:松尾 歩 八段 聞き手:宮宗紫野 女流二段 読み上げ:和田あき 女流初段

勝者の豊島JT杯覇者は、10月16日(土)に行われる「準決勝第一局」で二回戦第二局勝者と対局!!

  • タイトル・段位は対局時点のものです。
  • 豊島JT杯覇者は竜王・叡王のタイトル保持者です。

講評/勝利棋士コメント

大盤解説者・松尾八段の講評

対局前の両者のコメントでは、豊島JT杯覇者は「前回は優勝しましたけれども、また横一線からの戦いですので、新たな気持ちで臨みたいと思います。

広瀬八段は終盤に独特の切れ味があります。『JTプロ公式戦』は公式戦の中でも一番時間の短い棋戦ですので、決断よく指したいと思います」と意気込みを語った。

一方の広瀬八段も「前局『JTプロ公式戦』を勝ったのは久しぶりな気がします。豊島JT杯覇者は『四強』の一人であり、非常に安定しています。

新潟での大会は残念ながら中止となってしまいましたが、ABEMAで中継がありますので熱戦をお目にかけられるよう頑張ります」と抱負を語った。

振り駒はと金が5枚で広瀬八段の先手と決まる。

両者得意の角換わり腰掛け銀に。先手は▲6七銀と引いて自陣を固め、後手陣の連携を崩す作戦。

対して後手は70手目△4四角が先手玉を狙う反撃に出る。

先手に疑問手が出てからは豊島JT杯覇者が終始冷静な指し回しで勝利を収め、準決勝進出を決めた。

大盤解説の松尾八段の講評は以下の通り。

「角換わり腰掛け銀になりましたが、お互い研究しているから指し手が早い。

△9二香と上がったところで封じ手にするのが面白かったのですが、すぐに▲9八香と指されてしまって逃しました。

中終盤は非常に際どい将棋でしたが、73手目▲1八角に代えて▲5六歩は有力でした。

以下△6六歩▲5五歩△6七歩成▲同金と進むと▲4三銀が残ります。また89手目▲5五銀では▲4五金と出る勝負手がありました。これも非常に難解です。

先に時間を使い切った中で、豊島JT杯覇者の冷静な指し回しが光りましたね」。

勝利棋士・豊島JT杯覇者のコメント

いったん5二に上がった金を△6二金と寄るのは、私が初めて棋聖を取った頃の将棋です。昔の将棋に戻っているというか。

ちゃんと指していれば互角のはずなのですが、封じ手のあたりではまとめ損なった感じがしていました。

中盤以降、73手目▲1八角のところで▲5六歩と銀交換を強要する手とか、89手目▲5五銀のところで▲4五金とかどうだったのか。

こちらは4三の地点にぽっかりと穴が開いているので危ないのです。宿題ですね。準決勝については相手が決まってから作戦を考えます。

動画

対局の動画をご確認いただけます。

  • 動画内で実施している「クイズキャンペーン」は終了しています。

棋譜

広瀬章人八段
豊島将之JT杯覇者
(持ち時間各10分間)
【操作方法】
開始局面を表示
10手戻す
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10手進める
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棋譜を反転

まで108手で後手の勝ち

消費時間=10分10分