バレーボール選手が、JTで“会社員”に転身⁉ ── アスリートが歩むセカンドキャリア

一緒に仕事をしているあの人が、実は元JTのバレーボールチームの選手!?
最近、新たに仕事で関わるようになった他部署の方がいるんです。仕事ぶりがとても丁寧で、感じの良い方だなあと思っていたのですが、先輩から「知らないの? あの人って全日本代表にもなった、元スポーツ選手なんだよ」と聞かされて、本当に驚きました!
詳しく聞くと、JTのバレーボールチームである広島サンダーズや大阪マーヴェラスを退部後、JTで働くことを選ぶ選手がいるそうなんです。どうやら、そのままバレーと関係のない仕事で長く働き、管理職に就く人もいるみたい。アスリートから、まったく異なる世界への転身。どんな想いで働いているんだろう? それに、バレーボール選手と会社員との共通点ってなさそうだし、大変なのでは……?

退部後の選択肢、「社業に就く」というセカンドキャリア
興味が湧いた私は、2024年の春まで広島サンダーズ、大阪マーヴェラスでプレーしていた井上航(いのうえ わたる)さんと、高橋茉莉奈(たかはし まりな)さんにアプローチしました。
広島サンダーズや大阪マーヴェラスを退部後にJTで働くことは、「社業に就く」と表現され、そこから会社員としてのセカンドキャリアがスタートするんだそう。お二人は、現在営業の仕事に取り組んでいます。井上さんはJTの東京支社に、高橋さんは大阪支社に所属し、コンビニエンスストアやたばこ店を回って、新商品の提案や売り場の改善などに従事されているとのこと。どんな想いで働いているのか、インタビューしました!

「チームのために何ができるか?」はバレーボールも仕事も同じ



みんなが当事者意識を持って一つの方向を向くのは大変ですが、それができたときの強さは本当にすごいものがある――気持ちを一つにすることの大切さや、それから発揮される力を学びました。その時の経験を糧にして、今のチームにも働きかけています。

JTで働くことへの憧れは、入部したときからずっとある


会社員になった今でも、それは意識して続けています。先ほどお話しした「お客様の目線に立つ」ことも、その延長ですね。選手時代に比べるとメールやチャットなどによる文字のコミュニケーションが増えましたが、その時も相手の気持ちや立場を考えて文章を作っています。とはいえ、メールでのビジネストーンの文章はまだ少し苦手で……。経験豊富な先輩にアドバイスをもらいつつ学んでいます。

フィールドは変わっても、ひたむきに成長する
試合に出て熱いプレーを見せることで、感動という「心の豊かさ」を観客に届けていたお二人。その後はバレーボールから学んだことや、そこで培った力を武器として、JTでの充実したセカンドキャリアを歩んでいました。ポジティブに、ひたむきに頑張っていれば、どんなフィールドでも成長できる――。お二人が体現している姿を見習って、自分ももっと仕事を頑張ろう! と、なんだかパワーをもらったような気持ちになりました。
また、取材を受けて、JTグループって多様な人が働いているんだな、と改めて感じました。今度はどんなバックボーンや価値観をもつ方と知り合えるんだろう……? そう思うと、ちょっとワクワクします!
