同僚や友達の、意外な一面を発見!「Hello JTG:) たいせつな人DAY」に潜入!

従業員の家族や友人を招くことができるイベント「Hello JTG:) たいせつな人DAY」。JTグループ本社がわくわくスポットに大変身する特別な一日で、同僚の知られざる姿が続々と明らかに!? この仕掛け人に取材し、徹底レポートしました。

読了目安時間約8分

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家族や友人など、「たいせつな人」を会社に招くイベントに初参加

 

JTグループでは、JT人事部が主体となって、「Hello JTG:) たいせつな人DAY」というイベントを2024年から開催しています。JTグループ従業員が、家族や友人など自分にとって「たいせつな人」をJTグループの神谷町本社に招き、イベントを通じてJTグループを知ることで、JT Group Purposeである「心の豊かさを、もっと。」を体感してもらう取り組みです。

催しの一部をご紹介すると、将棋やゴルフの大会をサポートするJTならではの体験コーナーや、葉たばこ農家の取り組みを紹介するブースがお目見え! また、食堂では従業員に人気のあるメニューをご提供。さらに、JTグループ企業であるテーブルマークが手がけた、植物由来のおやつ「BEYOND FREE」のフローズンケーキを楽しむこともできました。なんと、茶室を模したブースも! いつもの会社が、多彩な表情を見せていました。

今年は私も友達と一緒に初めて参加! さまざまなブースが出展されていて、どこから回るか悩んでしまいます。現地では親子連れ・家族連れはもちろんのこと、私と同じように同年代の友人同士のグループも多く訪れていました。普段は一緒に働いている同僚が、優しい「パパ」「ママ」の顔をしている様子も見られ、なんだか心が温かくなるイベントです。

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大規模イベントの裏側を担当者に直撃取材!

 

そんなことを考えながらブースを回っていたら、偶然にも本イベントを担当する井出羽香(いで わか)さんと遭遇! どうしてこんなイベントを行っているの? と聞くと、井出さんからは「ぜひいくつかブースを回りながら説明させてください!」との言葉をいただき、一緒にイベントを歩きながら、詳しくお話を聞くことになりました。

 
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「たいせつな人」との一日が、従業員のモチベーションにつながる

 
ゆみ: 井出さん、よろしくお願いします! 来場者もブース出展者も楽しそうで、盛況ですね。このイベントは、どのような意図で開催されたのですか?
 
井出さん: 狙いは二つあります。まず一つは、JTグループ従業員とその大切な人(家族・パートナー・友人など)が、ともにJT Group Purposeを体感する機会をつくること。大切な人と一緒にJTグループのさまざまな取り組みに触れ、大切な人のポジティブな反応を感じることで、従業員が生き生きと働くためのモチベーションにつながってほしい、と考えて企画しました。
二つ目の狙いは、組織の枠を超えたJTグループ従業員同士のリアルなコミュニケーションの促進です。普段接点のない従業員同士の交流が生まれ、事業の枠を超えた会話や情報交換が活発に行われたり、業務の中では見られない意外な一面も見えたり、グループ全体としてのつながりや一体感の醸成に寄与したかったんです。
 
ゆみ: 一緒にブースを訪れた私の友達は「JTってたばこだけを取り扱っているイメージだったけど、それ以外にもユニークな事業をしていて面白いね!」と言っていて、なんだか誇らしい気持ちになりました。大切な人がJTグループに親しんでくれたら、自分の仕事にもいい気分で取り組めそうです。これは昨年から始まったイベントですよね。今年はどのような点をアップデートしたのですか?
 
井出さん: 一番意識したのはグループ企業を含めた各事業・部署の参画をより主体的なものにすることです。初回開催となった昨年は、私たちから各所へブース出展をお願いしていましたが、今年は早い段階で全体に周知し、出展者を募集する形にアップデートしたんです。その背景には、昨年のアンケートで「次回参加したい」という声が7割を占める中、そのうち2割の従業員が、迎え入れる側の「ブース出展者として関わりたい」 と回答してくれた事実があります。この主体的な参加意向に応えるため、ブース出展の機会をより広く提供することにしました。
 
ゆみ: 従業員がブース出展すると、どんなメリットがあるのでしょうか?
 
井出さん: それは、ぜひ直接体感していただきたいです。いくつか一緒にブースを回ってみましょう!
 
井出さん: JTサステナビリティマネジメント部のブースでは、『ふたりのももたろう』という絵本の読み聞かせを行っています。
 
ゆみ: 『ふたりのももたろう』……? どんなお話なんですか?
 
ブース担当者 石渡(いしわたり)さん: よく知られた「桃太郎」と「鬼に育てられた桃太郎」、育ってきた環境の異なる2人の視点で進む絵本です。
 
ゆみ: かわいいイラストながら、考えさせられるお話ですね。なぜこの作品を選ばれたのですか?
 
ブース担当者 歸山(かえりやま)さん: 「自分とは違う文化をもつ人とどう対話するか」を、親子で考えられるきっかけをつくりたいと思ったからです。加えて、多様な視点に触れ、それに寄り添う気持ちが育まれるような体験をしてほしい、という想いもありました。こうした姿勢は、JTが大切にしてきた「互いを尊重し合う」という企業風土にもつながっています。異なる価値観を否定せずに受け止めることは、人それぞれの「心の豊かさ」を尊重することにも通じる——そんな想いを、この作品選びにも込めています。
 
ゆみ: ブースづくりでこだわった点は何ですか?
 
ブース担当者 石渡(いしわたり)さん: まず、子どもたちが心から楽しめることを最優先にしました。その上で、同席される大人の方にも「心の豊かさ」について改めて考えてもらえるよう、進行やブースのつくり方にも細かな工夫を凝らしています。その結果、参加した親子から、「どうして鬼を悪い存在だと思い込んでいたんだろう?」などといったつぶやきも。取り組みが伝わっているのは担当者としてうれしいですし、参加者の皆さんからの感想が私たちの気付きや学びにもなっています。
 
 
ゆみ: あのブース、友達と回っていて話題になっていました! よく見ると、皆さんが何か作っていますね。
 
井出さん: これは、ブロックが得意なJT従業員、大山さんが手がけるブースです。
 
ゆみ: 大山さんは、どんな経緯で参加されているんですか?
 
ブース担当者 大山さん: もともと、私はブロックを使った活動が趣味。それが高じて、ブロックを使った表現ワークショップを実施するための資格も取得しているんです。また、普段は事業開発の仕事を通じて“心の豊かさ”をどう形にできるかを探っています。今日はその両方の経験を生かしてブースを行っています。大切な人とブロックを使って、言葉で表現しづらい「心の豊かさ」を思い描き、形にするプロセスを体感してもらえたら、との想いで参加しています。
 
ゆみ: ブロックを使うことに、そんな意味があったんですね! 来場者の皆さんはどんなテーマで作っているんですか?
 
ブース担当者 大山さん: 制作のテーマは、“大切な人に送りたいプレゼント”。直接伝えるには気恥ずかしいような想いを形にすることを通して、大切な人をじっくり考え、「心の豊かさ」を感じてもらえたらうれしいですね。
 
ゆみ: 来場者の皆さんの反応はいかがですか?
 
ブース担当者 大山さん: 大人から子どもまで、苦戦しながらも熱中している様子です。完成した作品は、ブロックという限りのある素材ながら、どれも作品としてのエネルギーに満ちていますし、作者の人柄が滲み出ています。そんな作品を見るのを、来場者以上に私が楽しんでいるかもしれません(笑)。想いのこもった作品が並ぶと壮観ですね。
 
 
ゆみ: 井出さん、あちらの茶室のブースに行ってみたいです!
 
井出さん: ぜひ! こちらはJT東海工場・原価管理チームの副田さんが出展しているブースです。
 
ゆみ: なぜこのブースを出展したんですか?
 
ブース担当者 副田さん: 私個人としてJTグループ内イベント「Delightful Pitch Summit」に応募したのがきっかけです。“心の豊かさにつながるアイデア”を募るイベントで、審査員賞をいただきました。そのアイデアを「Hello JTG:) たいせつな人DAY」で形にしています。
 
ゆみ: なるほど! それにしてもすてきな雰囲気ですね。
 
ブース担当者 副田さん: 抹茶をたて、好きな茶わんで飲み、めでる、という、茶の湯の流れを体験できるようにデザインしています。オフィスでもなじむよう、壁を開けて空間をつなげたり、縁側や掛け込み天井の要素を入れたりと、“茶室らしさ”と“入りやすさ”の両立にこだわりました。
 
ゆみ: 気軽に立ち寄れるけれど本格的で、お茶を味わうだけではなく、美しさを堪能する場なのだと、私の中での世界が広がりました。来場者の様子はいかがですか?
 
ブース担当者 副田さん: お母さんがたてた抹茶を「にがいよー」と言いながら飲み切ったお子さんの姿が印象的でした。子どもは素直だから、嫌な味は無理に飲まないもの。でも、「自分のためにたててくれたんだ」と思えると、味よりも気持ちを受け取りたくなるんですね。茶道では、こうした“気持ちを贈る”という考え方を大切にしています。また、親子で過ごしたその時間は、同じ形ではもう戻らない特別なひととき。そんな気持ちのやりとりや、一瞬のあたたかさに、茶の湯ならではの「心の豊かさ」があると感じています。
 
 
ゆみ: 井出さん、ご案内ありがとうございました! ブースを出展していた従業員の皆さんから話を聞いて、このイベントに対して真剣に取り組んでいることを感じました。
 
井出さん: その通りで、従業員がブース出展を担うと、来場者に熱量を持って出展内容を語ることができるんです。やはり温度のある言葉は来場者にも届きやすくなりますよね。また、従業員がブースに立っていると自発的にイベントを盛り上げているのが来場者に伝わりますし、運営側の一体感もさらに高まります。
 
 
ゆみ: 何より、楽しんでこのイベントに関わっているんだな、というのも伝わってきました! 来場者の従業員からはどんな声が届いていますか?
 
井出さん: 「子どもがすごく喜んで、仕事をより一層頑張れる気持ちになった」「従業員だけでなく、家族や友達も大切にしてくれる素敵な会社だね、と言ってもらえた」などの声が届いています! うれしいですね。
 
中でも特に印象的だったのは、従業員が、子どもや家族に対して「自分の仕事や、JTグループで働いていることを誇らしく感じたよ」と話している姿を見たことです。実は、たばこ事業に携わる従業員の中には、日頃「自分の仕事を子どもにうまく説明できない」という悩みを抱える方も少なくありません。しかし、このイベントに参加することで、事業のみならず、仕事の背景にある想いや、JTグループとして大切にしている価値観を紹介できたようです。さらには、大切な人とそんな想いや価値観を楽しんで味わう時間にもなっていました。これはまさに、私たちがイベントを通して従業員に提供したかったものです。
 
ゆみ: 参加している皆さんの表情を見て、大切な人にJTグループを理解してもらうと、従業員のモチベーション向上につながるのだと分かりました。最後に、来年に向けての展望を教えてください。
 
井出さん: このようなアプローチを、JTグループならではの価値として磨き、継続的に体感できる機会として発展させていきたいです。それと、神谷町本社以外の拠点やグループ会社をもっと巻き込んでいきたいですね。今回も含めたこれまでの参加者は、東京開催で来られる範囲、かつ本社勤務の方が多いんです。サテライト開催やオンライン配信など、本社以外でも参加できる仕組みも今後検討し、ゆくゆくはJTグループ全体の象徴的イベントへと進化させていきたいと考えています!
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「たいせつな人」が心豊かだと、自分もうれしい

 

イベントに参加して最も印象的だったのが、ゲストもブース出展者も楽しそうにしていたこと。大切な人が心豊かなひとときを過ごしてくれると、自分もうれしくなる――そんな気持ちを参加者みんなで感じられる、笑顔にあふれた一日でした。出展者やボランティアの皆さんの一生懸命な様子や、ホスピタリティーあふれる対応で、私たち来場者は「心の豊かさ」を実感できるイベントとなりました。来年開催されたら、今度はブース出展者やボランティアとして参加してみようかな!

profile

担当社員の
ひとことプロフィール

井出羽香さん。JT人事部。最近、心の豊かさを感じた瞬間は、寒くなって、猫たちが朝まで一緒の布団で寝てくれるようになったこと。朝、早起きしたときに、猫たちの目がおひさまの光を受けてキラキラする瞬間がたまらなく愛おしいそう。

※プロフィール掲載内容は2025年12月の取材当時のものです

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