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ひととき小説

なんでもない日常にある「ささやかな幸せ」。それに気づくかどうかで、ちょっと毎日は楽しくなる。見方を変えれば、生き方も変わってくる。「ひととき小説」はそんな日々のちょっとした気づきが大切であることに気づかせてくれる小さな小さな小説です。


九月のひととき小説

  • ひととき小説 第四話 願い
  • 「ねぇお母さん」「なに?」
  • 「両想いってさ、結局、二つの片想いだよね」
  • 「あら、彼と何かあった?」「ないけど」 母は鋭い。
  • 「まあでも、一番の片想いは親から子への想いよ」
  • 「え、両想いでしょ?」「だったらもうちょっと連絡しなさい」 そう言って母は笑った。
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九月のひととき小説のひとこと解説

片想いの時は無償だったはずの愛も、両想いになれば、いつしか相手に同じだけの想いを求めたがるもの。ひとえに「両想い」と言っても、想いの重さはそれぞれ。同じだけの想いはありません。両想いは2つの片想いがたまたま合致しただけ、と考えた方がいろいろすっきりしそうです。相手は相手、自分は自分。相手に求めすぎないことが、円滑な人間関係のコツなのかもしれません。 片想いの時は無償だったはずの愛も、両想いになれば、いつしか相手に同じだけの想いを求めたがるもの。ひとえに「両想い」と言っても、想いの重さはそれぞれ。同じだけの想いはありません。両想いは2つの片想いがたまたま合致しただけ、と考えた方がいろいろすっきりしそうです。相手は相手、自分は自分。相手に求めすぎないことが、円滑な人間関係のコツなのかもしれません。


今月のイラストレーター

しらこ

岐阜県生、東京都在住。大学で建築とデザインの勉強をした後、海外の技法書を読んで風景画と色彩理論を学ぶ。青山塾イラストレーション科 第21期修了。

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登場人物紹介

  • 「願い」から1年後の話です。
  • 主人公 女性23歳。社会人2年目。「失敗」の主人公、「願い」のみゆき。明るく健康で、情に厚い。恋愛には奥手だが、いろいろあって、6つ上の先輩と付き合って半年。
  • 母 女性46歳。娘は上京し、海辺の町で夫と二人暮らし。