JTマーヴェラス
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全員バレーでV・プレミアリーグ昇格を目指す――北海道芦別合宿リポート

2015/07/10COLUMN

今シーズン、JTマーヴェラスは吉原知子氏を監督に迎え、新体制でスタートしました。昨シーズン果たせなかったV・プレミアリーグ昇格を果たすべく、JTマーヴェラスが目標に掲げるバレーボールスタイルは、全員で攻めて全員で守る“全員バレー”。その“全員バレー”に少しでも近づくために、6月22日(月)・28日(日)にかけて行った北海道芦別合宿では、徹底した基礎練習を行いました。
今シーズンこそはV・プレミアリーグへ昇格するために、北の大地で厳しい練習に励む選手たちの様子をリポートします。

※オヌマー・シッティラック選手は、タイ代表の活動に参加するため、タイに一時帰国中につき合宿不参加。
※田中美咲選手は、「第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)」の日本代表活動のため合宿不参加。
※田中瑞稀選手、橘井友香選手は、全日本ジュニア女子チーム国内強化合宿に参加するため一部日程のみ参加。

ムーブメントトレーニング

ウエートトレーニングで付けた筋力やパワーを、コートの上で効率よく発揮するために行うムーブメントトレーニング。合宿5日目となるこの日は、バレーボールに多い横の動きの動作の強化のために“サイドステップ”を中心にトレーニングを行いました。

「サイドステップが速い選手の条件は、“上半身の姿勢が変わらないこと”、“常に姿勢が低いこと”、“股関節が強いこと”の3つ」と話す緒方S&Cコーチの説明を、選手たちは熱心に聞いていました。

2人1組になり、パートナーに進行方向とは逆に引っ張られながら横にスライドして進んでいきます。より素早いサイドステップを体得するためのポイントは、低い重心を維持すること。選手たちは、重心を低くした体勢を保った状態で、足で地面を強く押し切って進む感覚を体に覚えさせていきました。

ランニングトレーニング

1試合を通して高いパワーや素早い動きを継続して発揮し続ける力の強化を目的に行ったランニングトレーニング。この日は、15秒のインターバルを置いて、75mを目標タイム15秒で16セット行い、合計1200mを走りました。

緒方S&Cコーチからは「ここからだぞ! 頑張れ!!」と励ましの声がかかる中、懸命に走る選手たち。体育館には、選手たちの激しい息づかいが響いていました。全メニューを走り終えた選手たちの表情は、達成感と充実感に満ち溢れていました。

リハビリトレーニング

リハビリ中だった芥川愛加選手、中村亜友美選手、井上琴絵選手、安藤典莉子選手、寺井有美選手。ケガをしている期間中に筋力が低下するのを防ぐため、負荷の少ない練習メニュー以外は別のメニューに取り組んでいました。

「ケガを抱えたまま激しいトレーニングを行うと、ケガしている箇所をかばう動きをしてしまい、右半身や左半身に偏った筋力が付いてしまう」と語る上村トレーナー。選手たちは、それを防ぐために負荷の少ないメニューで、全身の筋肉を均等に使うことを意識してトレーニングを行っていました。

ボール練習

午後練習では、ブロックとレシーブの関係の確認やスパイクなどの技術練習や、試合形式の練習を行いました。プレッシャーのかかる中で、いかにサイドアウトを奪うかに重点を置き、実戦さながらの白熱した練習が展開されました。

ランニングのあとは、入念にストレッチを行って体をほぐしていきます。その後はゲーム形式でウォーミングアップ。時折、負けて悔しがる声や笑い声が聞こえてくるなど、選手たちはリラックスして体を温めていました。

2枚ブロックの練習では、コーチ陣が打ち込むスパイクに対して、「せーの!」と声を出し、飛ぶタイミングを合わせてブロックします。1人の場合は、後衛のレシーバーと連携を図りながらブロックします。

ライトサイドとレフトサイド、そしてセンターからと、次々にスパイクを叩き込む選手たち。それに対して吉原監督は、甘いコースに放たれるスパイクを見逃すことなく「今のスパイクは甘いよ」と、的確な指摘を送っていました。

サイドアウトの強化を図るために、相手チームのサーブから始まる試合形式の練習。互いに良い点や悪い点を確認し合うなど、コート上では選手たちの積極的な意見交換がなされていました。

この日最後のメニューはサーブ練習。疲れがピークに達する中、選手たちは、トスを上げるタイミングや高さなどを1本1本、入念に確かめながら、サーブを放っていました。

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