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何が何でも日本一になる! 2017/18シーズン、いよいよ開幕

2017/10/19COLUMN

2017/18シーズンが間もなく幕を開ける。
V・プレミアリーグ復帰2年目のJTマーヴェラスが目指すのは「何がなんでも日本一」。「2017/18V・プレミアリーグ」の頂点を目指した戦いへ、いざ出陣!

重視したのは「伝える」こと

間もなく迎える2017/18シーズンの幕開け。多くの選手たちが「今シーズンは何がなんでも日本一になる」と口を揃えるように、目指す場所は1つ、頂点のみ。
9月に開催された「ワールドグランドチャンピオンズカップ2017」に出場した選手に加え、新外国人選手のブランキツァ・ミハイロヴィッチも「ヨーロッパ選手権2017」を終えてからの合流となったため、リーグに向け、チームづくりの期間は限られた時間ではある。だが、そんな不安を吹き飛ばすように、開幕を数週間後に控えた練習は活気に満ち溢れていた。
今シーズンから新主将となった奥村麻依が「特にチーム全体のコミュニケーションを取ることを意識してきた」と言うように、練習中も選手同士で会話をする機会が多く見られ、ウォーミングアップでは笑顔も見られた。だが、明るい雰囲気の中でもボールを使った練習へと移行すると、ピリッとした緊張感で溢れる。夏場から積極的に取り組んできた個々のスキルをチームとして結集するために、コーチからはその都度、注意点が簡潔な言葉で伝えられる。自身のスキルアップ、なおかつチームのレベルアップのために、チャレンジする選手たちの姿勢は練習中から顕著に見られ、ゲーム形式の実戦練習では1つ1つプレーが終わるたびに選手同士で「今は何が良かったか、悪かったか」を話し合う場面が何度も見られた。
輪の中心で、積極的に言葉を発していた奥村はこう言った。
「私自身、プレミアリーグを経験していたとはいえ、それは1年目のことで何もわからないまま無我夢中でやっていただけでした。だから(プレミアリーグに復帰した)昨シーズンも、経験者として伝えなきゃ、と思うことがたくさんあったけれど、何を伝えればいいのかわからず、結局何も伝えられなかった。昨シーズン、すごく苦しみながらでもみんなでリーグを戦ったことでそれぞれが感じたものもあるだろうし、私も全日本に選んでいただいて、感じられたことや発見があったので、今シーズンは今まで以上に『伝える』ことを大切にしようというのは自分自身も、チームとしてもすごく強く意識しています」

すべての経験を力に

第1Legは好スタートを切った昨シーズンだが、第2Legはなかなか勝てず、セッターの田中美咲が「このまま勝てないんじゃないか、と思うことが何度もあった」と明かすように、不安や苦しみとの戦いでもあった。それでも、吉原知子監督からの「こんなことでひるんでどうするの? やるのは自分たちでしょ」という檄が再びチームに力を呼び込み、第3Legは勝ち越し、最終成績は4位で終えた。
プレミアリーグ復帰の年に上位に食い込む4位という結果は、決して肩を落とすべき結果ではないのだが、満足する選手は誰もいない、と田中(美)は言う。
「プレミアリーグの厳しさや苦しさが分からなくて、昨シーズンはとにかく1戦1戦を必死に戦うだけでした。でもその経験がチームにとっても、自分にとっても大きな力になった。今は『勝つためにはこうしなきゃダメだ』というのが選手の中にも浸透しているし、そのために何をしなければいけないかを理解している。メンバーは代わりましたが、むしろ今年は経験も強みにして、すごくいい状態で戦えると思っています」

メンバーは15名と決して多くはないが、チーム内競争は熾烈で、これまで出場経験の少なかった選手も目の前にあるチャンスを生かすべく、必死で戦う姿があり、レギュラーとしてコートに立つ機会の多かった選手は経験を無駄にするものか、とさらに逞しくなった姿を見せる。
サーブ、スパイク、ブロック、ディグ、すべてのプレーでレベルアップを遂げるために必死でボールを追う。ラリー中も全員が攻め、全員で守る、これまで鍛え上げてきたハードワークは今シーズンももちろん変わらない。
苦しい練習に耐え、1シーズンで大きな成長を遂げた選手たちを、吉原知子監督も高く評価し、だからこその期待も高まる。
「夏場は選手がいなくて、試合に出ても勝てず、選手たち自身もすごく悔しかったと思います。でもそれもすべて、自分の力に変えて、プラスにしようとしているのが伝わってくる。だからね、今のチームはすごくいいですよ。自信を持って、そう言えます。」
積み上げてきた成果を発揮し、最高のパフォーマンスで、頂点へと駆け上がる。
それぞれが抱く夢の実現に向け、戦いの火ぶたが切られるのは間もなくーー。
今シーズンも、熱い戦いの幕が開く。

JTマーヴェラス