将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会

同世代対決をプレイバック!─2002年度大会 準決勝第一局─/対局アーカイブス

対局アーカイブス あの名局が棋譜(Flash)で蘇る!! 同世代対決をプレイバック!─2002年度大会 準決勝第一局─
先手:藤井 猛 九段 vs 羽生善治 三冠

※タイトル・段位は対局当時のものです。
※羽生三冠は、竜王・王座・王将のタイトル保持者です。
※講評は当時のものです。

熊本大会 JTプロ公式戦 準決勝第一局

藤井 猛 九段 vs 羽生善治 三冠
93手にて藤井九段の勝ち!
開催日 2002年9月29日(日)
会場 熊本市民会館(熊本)
解説 有吉道夫 九段
聞き手 斎田晴子 女流四段
読み上げ 古河彩子 女流初段

講 評

初手から終局まで少しもダレるところのない緊迫した勝負で、「さすがの将棋」といっていいだろう。結果的に羽生三冠が負けたわけだが、これといった失着や悪手はなく、敗因の見当たらない戦いという印象だ。勝敗のポイントになったのは、序盤で先手・藤井九段が指した1五歩で、この伸ばした歩が、後になって実に効果を発揮した。この歩が1六のままなら、終盤の後手の反撃が届いていたし、何より自玉の安全が確保できているという自信が、先手に機敏な攻めを敢行させた。そういう意味では、1五歩が心理的な勝因ということができる。「JTプロ公式戦」のような早指しの将棋では、心理面での要素が大きく響くものだが、その好例だと思う。実際の勝負の上でのポイントは、先手が飛車を切って4一に銀を打ち込んだ局面で、この4一銀への応接に後手の誤算があったようだ。感想戦で羽生三冠自身もそう語っていた。これも感想戦で藤井九段が言っていたように、5二銀不成で先手勝勢がはっきりした。ここからの後手の指し手は形づくりだが、それでもうかつに指すと逆転という手が続き、観戦のファンにとっては面白く、見応えのある将棋だったといえるだろう。
(大盤解説:有吉道夫九段 談)

棋譜(Flash)

  • 藤井 猛 九段

  • 羽生善治 三冠

  • (持ち時間各10分間)

【操作方法】

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棋譜(テキスト)

  • 藤井 猛 九段

  • 羽生善治 三冠

  • (持ち時間各10分間)

    • 7六歩
    • 3四歩
    • 1六歩
    • 8四歩
    • 6六歩
    • 6二銀
    • 6八飛
    • 4二玉
    • 3八銀
    • 3二玉
    • 7七角
    • 5四歩
    • 1五歩
    • 8五歩
    • 7八銀
    • 5二金右
    • 6七銀
    • 5三銀
    • 5八金左
    • 7四歩
    • 4八玉
    • 3三角
    • 4六歩
    • 4四歩
    • 3六歩
    • 4三金
    • 3七桂
    • 5一角
    • 6五歩
    • 3三桂
    • 3九玉
    • 2一玉
    • 4七金
    • 3二金
    • 2六歩
    • 9四歩
    • 9六歩
    • 2四歩
    • 5六歩
    • 8四角
    • 2八玉
    • 7三桂
    • 6六銀
    • 6二飛
    • 5七銀
    • 6四歩
    • 同 歩
    • 同 銀
    • 6六角
    • 同 角
    • 同 銀
    • 6七歩
    • 4八飛
    • 8四角
    • 7五歩
    • 同 銀
    • 同 銀
    • 同 角
    • 5一角
    • 7二飛
    • 7八飛
    • 6五桂
    • 7五飛
    • 同 歩
    • 4一銀
    • 4二銀打
    • 8三角
    • 8二飛
    • 7三角成
    • 8三飛
    • 同 馬
    • 6八歩成
    • 6一飛
    • 8八飛
    • 7四馬
    • 2二金
    • 5二銀不成
    • 5八と
    • 4三銀不成
    • 4九と
    • 4二銀不成
    • 3九角
    • 2七玉
    • 3八飛成
    • 同 玉
    • 4八と
    • 2七玉
    • 2八金
    • 1七玉
    • 1八金
    • 同 玉
    • 1七銀
    • 2七玉
    •  

消費時間=10分10分

まで93手で先手の勝ち

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