将棋日本シリーズ JTプロ公式戦/テーブルマークこども大会

《日程&結果》

2014年度 将棋日本シリーズ 静岡大会 JTプロ公式戦 二回戦第二局

開催日:9月6日(土)
会場:ツインメッセ静岡 北館大展示場

三浦弘行 九段

久保利明 JT杯覇者

将棋日本シリーズ 静岡大会 JTプロ公式戦 二回戦第二局
  • 解説:広瀬章人 八段
  • 聞き手:本田小百合 女流三段
  • 読み上げ:熊倉紫野 女流初段

86手にて久保JT杯覇者の勝ち!

※タイトル・段位は2014年9月8日現在。

勝者の久保JT杯覇者は、10月5日(日)に行われる「準決勝第一局 東海大会」で羽生善治名人と対局!!

大盤解説者・広瀬八段の講評

前夜祭での両者のコメントでは、久保JT杯覇者は「三浦九段は重厚な棋風で、私とはタイプが違いますが、熱戦になることが多い相手です。明日もそうなるように頑張ります。見てくれるこどもたちに『プロになりたいな』と思ってもらえるように戦いたいですね」。対する三浦九段は「久保JT杯覇者は『JTプロ公式戦』を連覇しています。すごいことだと思います。私はまだ二回戦を突破したことがありませんから。私はよく“弁慶”と言われますが、弁慶は負けていますからね。明日は立ち往生しないように頑張ります(笑)」と意気込みを語った。振り駒はと金が3枚で三浦九段の先手と決まる。後手の久保JT杯覇者は角交換振り飛車を採用するも、先手の左美濃への構えを見て、角交換を避ける序盤戦に。三浦九段の封じ手は▲4六金。これは振り飛車を押さえ込む方針だ。しかし、久保JT杯覇者は一瞬のスキを突いて、駒をさばくことに成功。お互い1筋に避難させた飛車だが、結果的には後手の飛車だけ8六まで遠征する活躍を見せた。久保JT杯覇者が見事なさばきを見せて、3連覇へ向けて幸先のよいスタートとなった。名古屋での次戦は、過去2年間、決勝で破ってきた羽生名人との準決勝となる。なお、大盤解説の広瀬八段の講評は以下の通り。
「封じ手で三浦九段は▲4六金と出て、後手の振り飛車を押さえ込みにかかりました。対する久保JT杯覇者は、△1五歩と突き越して、飛車を避難させる場所を確保して、カウンターのタイミングを図る将棋です。先手は積極的に▲6六角と打ったのですが、持駒を使ったことで、後手から△3六歩〜△6四角と打たれる筋が生じました。さらに、△3三桂〜△4五桂と駒をさばくことができては振り飛車のペースといえます。後手は一時的には駒損なのですが、△6六金と角を取ったその金で、△7六金、▲同玉として、先手の陣形を乱すことができました。三浦九段からすると、少々重いけれども駒得だから仕方なしという進行だったわけですが、66手目の△4二歩によって、唯一のよりどころである、その駒得の部分も解消されてしまいました。三浦九段にとっては中盤以降、非常に模様の取りづらい将棋だった印象です。それよりも久保JT杯覇者の指し回しが、振り飛車党にとってお手本のような手順だったということがいえると思います。会心の勝利だったのではないでしょうか」。  

勝利棋士 久保JT杯覇者のコメント

三浦九段とはタイプも将棋もまったく違いますが、お互い手の内は熟知している相手です。本譜はこちらだけ端に2手かけていますから、本当はどうかというのはあるのですが、△1四飛と逃げた形が意外と角交換に強い形なのです。先手の▲6六角に対し、△3六歩〜△6四角〜△3三桂というのは手の流れというか、勢いで行ってしまったところですね。振り飛車党にとっては「左桂がさばければ、負けても悔いなし」というのがありますから(笑)。△4二歩と打って、銀を取れる形になったあたりで行けるという手応えを感じました。飛車も結果的にうまくさばくことができたと思います。
次の「準決勝第一局 東海大会」で対局する羽生名人は、一番の強敵でもありますし、一番倒したい相手でもあります。また、名古屋での「JTプロ公式戦」の対局は初めてなので、ファンの方にいい将棋を見てもらえるよう頑張りたいですね。

棋譜(Flash)

三浦弘行 九段

久保利明 JT杯覇者

(持ち時間各10分間)

【操作方法】

手を連続で進める手を連続で進める
手を連続で戻す手を連続で戻す
棋譜を反転棋譜を反転

1手進める1手進める
1手戻す1手戻す
手を連続で進める、戻すを停止手を連続で進める(戻す)を停止

Get Adobe FLASH PLAYER このサイトをご覧になるにはFlash Playerが必要です。Flash Playerはアドビシステムズ株式会社より無償配布されています。

棋譜(テキスト)

三浦弘行 九段

久保利明 JT杯覇者

(持ち時間各10分間)

    • 7六歩
    • 3四歩
    • 2六歩
    • 4二飛
    • 6八玉
    • 6二玉
    • 7八玉
    • 7二玉
    • 4八銀
    • 3五歩
    • 5八金右
    • 8二玉
    • 4六歩
    • 7二銀
    • 4七銀
    • 9四歩
    • 9六歩
    • 1四歩
    • 8六歩
    • 4四歩
    • 5六銀
    • 3二飛
    • 4七金
    • 3四飛
    • 8七玉
    • 1五歩
    • 7八銀
    • 4二銀
    • 4五歩
    • 3二金
    • 4六金
    • 5四歩
    • 2五歩
    • 4三銀
    • 4四歩
    • 同 角
    • 同 角
    • 同 飛
    • 4五金
    • 1四飛
    • 6六角
    • 3六歩
    • 同 歩
    • 6四角
    • 1八飛
    • 3三桂
    • 4四歩
    • 4五桂
    • 4三歩成
    • 同 金
    • 4五銀
    • 5五金
    • 4四歩
    • 4二金
    • 4三銀
    • 5三金
    • 5六桂
    • 6六金
    • 6四桂
    • 7六金
    • 同 玉
    • 6四金
    • 6六歩
    • 5五金
    • 3四銀上
    • 4二歩
    • 5六歩
    • 4三歩
    • 5五歩
    • 3四飛
    • 4三歩成
    • 3六飛
    • 3七金
    • 6四桂
    • 7七玉
    • 7六銀
    • 8八玉
    • 6六飛
    • 6八金打
    • 5六角
    • 6七歩
    • 同銀成
    • 同 金
    • 同角成
    • 7九銀
    • 8六飛

消費時間=10分10分

まで86手で後手の勝ち

将棋日本シリーズに関するお問い合わせ

『将棋日本シリーズ』総合事務局

お問い合わせの際は、いま一度番号をご確認の上、お掛け間違いのないよう、お願い申し上げます。

電話番号 : 03-5166-0290
受付時間 : 平日10:00~18:00
休業日 : 土日祝日