地域の観光・特産をモチーフとしたデザインに公共喫煙所をリニューアル
武蔵野美術大学・小平市と協働し、Civic Pride(シビックプライド)の醸成を図ります

2022/05/12

JTは、「CIVIC PATTERN PROJECT」(主催: 株式会社ディーランド)に参画し、武蔵野美術大学・小平市と協働して市内4駅(花小金井駅・小平駅・新小平駅・一橋学園駅)付近にある公共喫煙所において、同市に根差したグラフィックアートによるリニューアルを実施し、2022年5月10日より供用を開始しました。

「CIVIC PATTERN PROJECT」は“地域に根差したグラフィックパターンを通じたcivic pride(街に対する誇り)の醸成”を目指しており、今回のリニューアルにおいては、壁面へ武蔵野美術大学の学生が制作したグラフィックアートを施しています。本デザインは、小平市に縁のある丸ポスト、ブルーベリー、梨、糧うどん、玉川上水等をモチーフとしており、今回の喫煙所の壁面で初めてお披露目されます。また、地域に根差したデザインであることから、今後は小平市役所が作成するグッズや、市役所職員の名刺等、幅広く活用されることが予定されております。

(写真左から: 武蔵野美術大学 河野通義氏、小平市長 小林洋子氏、株式会社ディーランド 酒井博基氏、JT多摩エリア担当部長 久力徹也)

JTはたばこを吸われる方・吸われない方の双方を考慮した空間造り、そして双方が共存できる社会の実現を目指してまいります。また、地域社会の一員として、各地域に根差した活動にも取り組み続けます。

リニューアル後の喫煙所(花小金井駅)

小平市をモチーフにしたグラフィックアート

丸ポスト
ブルーベリー
糧うどん
玉川上水
サッカー

コメント

小平市環境政策課長: 神山 伸一氏

武蔵野美術大学生が小平市に足跡を残してくれること、とてもうれしく思います。どのようなデザインができあがるか想像するだけで、ワクワクしました。小平市の名所・名産品が素敵なグラフィックパターンにデザインされています。市民や来街者に小平市へさらなる関心を寄せていただければと思います。

武蔵野美術大学 社会連携チームリーダー、株式会社武蔵野美術大学ソーシャルマネジメント 教育共創事業部長: 河野 通義氏

プロジェクトの成果として、本学学生の提案が、大学の所在する小平市内において実装されることになりました。今回の地域に根差したデザインは、小平市に通い、美術・デザインを学ぶ美大生ならではのクリエイティブな提案になったのではないかと思います。また、本学卒業生(d-land 酒井氏)がファシリテーターを務めるプロジェクトに参画できたことも嬉しく思います。地域振興、卒業生との連携といった観点からも、今回のような活動を推進していきたいです。

株式会社ディーランド 代表取締役: 酒井 博基氏

「CIVIC PATTERN PROJECT」の取り組みの一環として、小平市のキャンパスに通う武蔵野美術大学の学生さんがデザインしたグラフィックパターンを、普段から多くの人が目にする喫煙所の壁面に採用いただけたことをとても嬉しく思っています。地域のことを知るきっかけとして、そしてその地域に愛着を持つきっかけとして、多くの人たちに愛される街の風景の一部になることを期待しています。

「CIVIC PATTERN PROJECT」について

「CIVIC PATTERN PROJECT」は、地域に住み、働く人たちの地域への愛着「シビックプライド」の醸成を目的としたデザインプロジェクトです。名産品や見どころなどをモチーフにした、その地域ならではのイメージを喚起させるグラフィックパターンを作成し、媒体やグッズ、街の景観などに使用することにより、地域への関心や愛着が高まるコミュニケーションを誘発します。