森林保全活動「JTの森 小菅」
山梨県小菅村との森林保全協定を2年間延長
2024/03/19
JTは、2024年3月末に満了を迎える「JTの森 小菅」の協定を延長し、2024年4月から2026年3月までの2年間について、5期目の活動に取り組みます。
本協定延長に伴い、2024年3月28日に山梨県北都留郡小菅村役場において、舩木 直美 小菅村村長と奈良 忠克 JT山梨支社長が、「JTの森 小菅(5期)」の森林保全・管理協定の調印式を行います。
JTは、小菅村や北都留森林組合とともに2006年3月から4期18年間にわたり、東京都の水道水源地の一角に位置する村有林(約13ヘクタール)を対象に、小菅村や北都留森林組合とともにJTグループ従業員ボランティアが森林保全活動に取り組んできました。
「JTの森 小菅」は相模川と多摩川の分水嶺にあたることから、水源かん養機能の増進を目指して針葉樹と広葉樹を共生する森づくりを行ってきました。中でも、多様な樹種と林齢で構成される「針広混交複層林」タイプの育成に協定当初から取り組んでいます。4期の活動においては、豊かな森林生態系と、持続的な森林資源の利用が両立するモデル林の育成活動を継続し、シカの食害被害軽減のため鳥獣害整備のシカ柵の設置を行いました。5期目は森林育成における「保育期」にあたることから、引き続き森林を守りつつ、広場の整備等を通して、人とのつながりを育む場として多様な活動を展開してまいります。
JTグループは、責任ある地域コミュニティの一員として、自然・社会・人間の多様性に価値を認め、「環境保全」、「災害分野」、「格差是正」の三領域を重点課題と位置づけ、様々なステークホルダーとともに社会貢献活動に取り組んでいます。「環境保全」領域のプログラムである「JTの森」は全国9か所で展開しており、自治体、森林組合等とのパートナーシップと、従業員ボランティア参加型の森林保全活動を通じた地域コミュニティとの交流を特徴としています。
今後も、健全で豊かな環境が将来の世代に引き継がれるよう、より良い環境の創造に向けた積極的な取り組みを進めていきます。
活動内容
名称 | 概要 | |
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JTの森 小菅 |
実施地 |
山梨県北都留郡小菅村鶴峠 |
面積 |
12.92ヘクタール |
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森林概要 |
スギ・ヒノキ林、カラマツ・広葉樹混交林 |
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活動内容 |
下草刈り、ツル切り、鳥獣防除柵設置、環境教育のフィールドづくり など |
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活動期間 |
2年間(2024年4月~2026年3月) |