森林保全活動「JTの森 鶴岡」
山形県、鶴岡市、地元森林組合との森林保全協定を3年間延長

2024/03/27

JTは、2024年3月末に満了を迎える「やまがた絆の森(JTの森 鶴岡)」の森林保全協定を延長し、2024年4月から2027年3月までの3年間において、4期目の活動に取り組みます。

JTは、山形県が推進する「やまがた絆の森づくり事業」に賛同して、山形県・鶴岡市・下川生産森林組合と「やまがた絆の森(JTの森 鶴岡)」協定を締結し、2009年4月から3期15年間にわたり協働で森林保全活動を行ってきました。「JTの森 鶴岡」の活動地は、県・市・生産森林組合が所有するクロマツを主体とした海岸砂防林であり、庄内海岸からの強風や飛砂(ひさ)から地域の暮らしや農作物を守る機能を担っています。

「JTの森 鶴岡」3期については、海岸砂防林の更なる機能発揮を目指し、防風・防砂機能が低下した林帯の再生と、これまでに植栽した幼木の健全な育成を中心とした整備を行いました。4期では、松林の再生と維持に継続して取り組むとともに、活動エリアに森林公園いこいの村公園を加え、より豊かな森林空間の創出を目指します。加えて、森林環境教育の一環として広く地域の方々へ活動を周知し、海岸林の重要性の理解促進に努めます。

また、本協定延長に伴い、2024年4月2日に鶴岡市役所において、村山 朋也 庄内総合支庁長立会いの下、皆川 治 鶴岡市長、本間 洋 下川生産森林組合 組合長理事、墨谷 健二 JT山形支社長が出席し、「やまがた絆の森(JTの森 鶴岡)」協定の締結式を行います。

JTグループは、責任ある地域コミュニティの一員として、自然・社会・人間の多様性に価値を認め、「環境保全」、「災害分野」、「格差是正」の三領域を重点課題と位置づけ、様々なステークホルダーとともに社会貢献活動に取り組んでいます。「環境保全」領域のプログラムである「JTの森」は全国9か所で展開しており、自治体、森林組合等とのパートナーシップと、従業員ボランティア参加型の森林保全活動を通じた地域コミュニティとの交流を特徴としています。

今後も、健全で豊かな環境が将来の世代に引き継がれるよう、より良い環境の創造に向けた積極的な取り組みを進めていきます。

活動内容

名称 概要
JTの森 鶴岡(4期)

実施地

山形県鶴岡市下川字龍花崎(しもがわあざりゅうがざき): 山形県有林、下川生産森林組合所有林
山形県鶴岡市下川字七窪(しもがわあざななくぼ): 鶴岡市有林
山形県鶴岡市千安京田字龍花山(ちやすきょうでんあざりゅうがさん): 森林公園いこいの村公園

面積

35.95ヘクタール

森林概要

クロマツ主体の海岸砂防林

活動内容

伐採、植栽、下草刈り、枝打ち、防風柵設置 など

活動期間

3年間(2024年4月~2027年3月)