たばこ税制に関する意見書の提出について

当社は、平成23年度税制改正に関し、以下の内容にて、たばこ税制に関する意見書を財務省に提出いたしました。

日本たばこ産業株式会社は、財務省における平成23年度税制改正要望事項の取りまとめにあたり、たばこ税制に関する意見を以下に申し述べます。

本年10月1日より一本当たり3.5円のたばこ税率の引き上げが実施されます。
今回の増税は、過去に例のない大幅な増税であり、お客様に多大な負担を強いるのみならず、葉たばこ農家や小売店を含む国内たばこ業界全体に甚大な影響を及ぼすものと危惧しております。

昨年末に閣議決定された平成22年度税制改正大綱においては、「国民の健康の観点から、たばこの消費を抑制するため、将来に向かって、税率を引き上げていく必要があります。」とされているものの、「その判断にあたっては、たばこの消費や税収、葉たばこ農家、小売店、製造者等に及ぼす影響等を見極めつつ行っていくこととします。」と記載されており、今回の大幅な増税の影響が全く見通せない中で、更なる増税を行うことには断固反対いたします。

以上

2010年7月16日
日本たばこ産業株式会社