ファイナンス領域

ファイナンス業務は、たばこを含む事業部門からJT全体に関わるコーポレート部門まで、様々な組織に活躍のフィールドが広がっています

MESSAGE

メッセージ

企業価値の最大化に向けて
時には組織をリードし、
時には組織をバックアップする。

我々ファイナンスはJTグループの経営そして事業運営を、計数面を中心にリードする存在です。ファイナンスと言っても、JTグループの経営状況のとりまとめや適切な納税を担う経理・税務機能、資金戦略を担う財務機能に加え、全社経営管理機能、そして各事業の管理会計機能と、役割を分担し、そして協業しながら業務を進めています。収益の源泉となる事業理解と経営目線の双方の観点からのアプローチを通じ、経営および事業を牽引しています。今後の持続的なJTグループの企業価値向上には、新たな視点・目線を持った皆さんの力が必要不可欠です。ともに成長できる仲間をお待ちしています!

執行役員(Chief Financial Officer, Corporate Communications担当)
古川 博政

MISSION

ミッション

高度な専門性を発揮して、
事業経営の意思決定をサポート。

たばこを含む事業部門からJT全体にかかわるコーポレート部門まで、様々な組織で幅広く活躍するファイナンスには、共通するミッションがあります。それはJTグループのかじ取り役として、企業価値の最大化に向け高度な専門性を発揮し、経営や事業の意思決定をファイナンスの観点(会計・税務・財務等の観点)からリードすることです。社内外の関係者と密接にコミュニケーションを取りながら、事業環境・事業目標等からの分析を基に経営・事業上の提案を行います。各部門が最大の力を発揮できるよう、計数面をベースに経営・事業運営を牽引する。それがファイナンスのミッションです。

TOPICS

注目のプロジェクト

  • 真のグローバル経営・事業運営へのファイナンス面から取り組む

    真のグローバル経営・事業運営へのファイナンス面から取り組む

    数年がかりで取り組んできた基幹システムのグローバル統合を経て経営・事業運営へその基盤をフルに活かせる土壌が整った今、“持続的な成長の実現”に向け「4Sモデル」および「JT Group Purpose」に基づき、グローバル一体でのより効果・効率的な事業投資の実行、事業投資を通じた収益の確保、そして適切な株主還元を図っています。凄まじい勢いで発展するテクノロジーを活用・取り込むことにより、限られたリソースを最大限活かし続けることに飽くなき挑戦を続けています。これにより、経営の意思決定や分析に傾注できる環境を整えています。

  • デジタル変革と人財戦略

    デジタル変革と人財戦略

    さらに、デジタルソリューションの活用で生まれたリソースを、将来を見据えた対応と、時々の経営・事業環境への順応の双方へと再配分することで、“変化への対応力”をより高めていくことに取り組んでいます。持続的な事業運営のための基盤は人であり、また、いくらテクノロジーが発展してもそれを活かすのも人であると認識のもと、人財を迎え入れ、そして育みつづけることが重要と考えています。たばこ事業、加工食品事業、 コーポレートのファイナンスが一体となったOJT/Off-JTの両面から成長を支える体制整備と、体制を活かした人財マネジメントに取り組んでいます。

BUSINESS

業務内容

たばこを含む事業部門からJT全体に関わるコーポレート部門まで、様々な組織経営・事業運営を、計数面を中心にリードしています。

  • 原価管理(Manufacturing Finance)

    工場全体のお金(コスト、利益)の面から「理想像」を思い描き、その実現に向けて様々な施策に取り組んでいきます。例えば、「品質は担保しつつも、最適なコストで生産できる工場にしたい!」とゴールを設定し、その実現に向けて、予算を策定のうえ、どこにどれだけお金がかかっているのかを分析して、現場や関係各所と協力しながら改善策を実行していきます。

  • 利益管理(Market Finance)

    事業計画や予算計画作成を主導し、トップマネジメントや事業部門の意思決定をファイナンスの観点からリードします。
    数字の裏側には、事業の動きや社員の働きがあります。ファイナンスとして事業部の意思決定をリードするため、社内関係者と密接にコミュニケーションをとり、実際に何が起きているのか、また今後どういった事が起こりそうなのかを把握し、それらを数字と紐付けていくことが不可欠です。

  • 決算(制度会計)

    企業外部の利害関係者に対する説明責任を果たすため、会社法や金融商品取引法に基づいた財務情報を作成/開示しています。単にモニターに向かって数字を取り扱うだけでなく、数字の増減の背景に、各グループ会社や事業部でどのような事象が発生しているのか、社内関係者とコミュニケーションをとりながら密に連携していくことが求められます。
    また、決算対応が始まってから情報を開示するまでの非常に限られた時間の中でやり遂げるためにチーム全体で補完しながら助け合う事が必要です。

  • 税務

    JTの企業戦略を実現し、効率的な事業活動を可能にするために必要なグループの財務資源を提供、管理、そして保全しています。具体的には、財務戦略の企画、短期・長期資金(銀行借入・コマーシャルペーパー・社債)調達の実行、取締役会への財務リスクの報告等です。その他にも、与信管理や為替管理、グループ内銀行機能のグローバル運営も担っています。どこの会社にも財務機能はありますが、JTのGroup Treasuryは国内・海外で統一され、機能に基づいたフラットな組織体系で、新しい仕組みや技術の利用に対する積極的な姿勢がある点が特徴的です。

  • 経営管理

    CEO・CFOのブレーンとして、“①中長期に亘る持続的利益成長に向けた適切な資源配分の実行②適切な経営(利益)管理を通じた経営陣の高品質な意思決定の支援③JTグループ企業価値向上に向けた全社的戦略をファイナンスの観点から立案・提言”を行う事により、経営目標の達成・凌駕に努めています。各事業の社内関係者と対等な目線でコミュニケーションを取るために、各事業の戦略や利益構造を理解することが大切です。

  • 財務(Group Treasury)

    JTの企業戦略を実現し、効率的な事業活動を可能にするために必要なグループの財務資源を提供、管理、そして保全しています。具体的には、財務戦略の企画、短期・長期資金(銀行借入・コマーシャルペーパー・社債)調達の実行、取締役会への財務リスクの報告等です。その他にも、与信管理や為替管理、グループ内銀行機能のグローバル運営も担っています。どこの会社にも財務機能はありますが、JTのGroup Treasuryは国内・海外で統一され、機能に基づいたフラットな組織体系で、新しい仕組みや技術の利用に対する積極的な姿勢がある点が特徴的です。