原料調達部門

JTの原料調達部門について紹介します。
採用メッセージのほか、原料調達部門のミッション、業務紹介について説明します。

MESSAGE

メッセージ

「葉たばこ」のプロフェッショナルとして、自然と人、技術をつなぐ

私たち原料部門では、契約農家の皆様が丹精込めて育てた「葉たばこ」を購入し、一次加工を行ったうえで、次の製品工場へと供給する重要な役割を担っています。原料部門の業務は、いずれの職種も高い専門性が求められます。
社員一人ひとりが「葉たばこ」のプロフェッショナルとしての誇りを持ち、日々の業務に真摯に取り組む。そんなプロフェッショナリズムと責任感が、原料部門の「ひと」の魅力です。
自然と人、そして技術をつなぐこの現場で、皆さんの力を発揮してみませんか?
皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。

国内たばこ事業 理事 原料統括部長
武樋圭亮

MISSION

ミッション

常に安定した量と品質で
生産から製造へとバトンを繋ぐ

原料部門(Japan Leaf Origin、以下「JLO」)では、たばこ製品に欠かせない原料「葉たばこ」を国内の契約農家から調達し、たばこ製造工程に適した形態へと加工する業務を担っています。
JLOのミッションは、品質・信頼性の高い原料を調達し、安定した品質の製造用原料を最適なコストで提供することです。

TOPICS

注目のプロジェクト

  • 生産性向上とコスト最適化を
    目指した葉たばこ品種改良

    生産性向上とコスト最適化を<br class="u-is-pc">目指した葉たばこ品種改良

    最適コストの追求というミッションのもと、JTは葉たばこ耕作の労力低減と生産性向上を目指した取り組みを進めています。その一つが、作業を省力化する新品種の産地普及プロジェクト。葉たばこ農家の方々を悩ませる「わき芽」。葉の養分を吸い取ってしまい品質低下を招いてしまう「わき芽」の処理に毎年多大な労力と時間を費やしています。これが長年の産地の課題となっていました。

  • わき芽が少ない新品種の
    開発と
    農家との連携

    わき芽が少ない新品種の<br class="u-is-sp">開発と<br class="u-is-pc">農家との連携

    この課題を解決するため、JTのR&D部門はわき芽が少ない新品種を開発。それを普及するには、契約農家のみなさんに普及させ、栽培してもらわなければなりません。その役目を担うのが、私たち原料調達部門です。長年つくり慣れた品種からの転換に抵抗感を示す農家の方々もいる中で、JTは産地で農家のみなさんと協力し、生産試験を実施。農家の方々に、わき芽の管理作業が大幅に省力化されることを実感してもらうことで、その普及を果たしました。

  • 相互のメリットを追求した
    全面的な品種転換

    相互のメリットを追求した<br>全面的な品種転換

    この取り組みは、契約農家とJTの双方がメリットを享受できた事例です。農家の方々にとっては労力低減と生産性向上、JTにとっては最適コストの追求と安定した原料確保に繋がり、消費者へ高品質の商品を安定的にお届けすることができるのです。そしてなんと、すべての農家の皆様に新品種への全面転換を実現。長年のパートナーである農家の皆様との協力があってこそ達成できたプロジェクトです。

  • お客様のニーズに一貫対応
    する
    JTのバリューチェーン

    お客様のニーズに一貫対応<br class="u-is-sp">する<br class="u-is-pc">JTのバリューチェーン

    JTは、研究・商品開発から原料調達、製造、販売までの「たばこを作り、お客様に届ける」一連のバリューチェーンをすべて自社内で完結させています。この一貫体制によって、お客様のニーズに迅速に応えることができるのです。加熱式たばこでは、R&D部門が加熱式に向いた原料・耕作方法を開発し、それを原料調達部門が産地普及させ、製造部門にバトンを繋ぐというように、密な部門連携でお客様のニーズに応える商品提供を可能にしています。

BUSINESS

業務内容

JTが購入する日本産の葉たばこは、契約農家に栽培いただいています。また、農作物である葉たばこは、その年の天候や条件が品質・収量に大きく影響します。毎年安定した品質・収量を調達するために、契約農家と日々コミュニケーションをとり、技術面でのサポートや、品質・収量を把握・管理を行っています。そうして出荷された葉たばこを、品質を鑑定しながら購買します。購買した葉たばこは、原料の状態を見極めながら適切な加工を 行うなど、JLO内でも様々な専門性を持ったメンバーが協力して業務に取り組んでいます。

  • 耕作支援業務(アグロノミーテクニシャン職)

    国内の葉たばこ農家と日々コミュニケーションをとり、農家の方々が抱える課題をJT側が持つ知見や技術を駆使して解決します。また、効果・効率的に葉たばこを耕作できるよう、様々な技術提案を実施しサポートを行います。

  • 鑑定・購買業務(リーフバイヤー職)

    農家が出荷した葉たばこを、品質を鑑定して購買する仕事です。葉たばこは品質に応じて単価が定められており、鑑定での評価が農家の収入に直結する、責任の大きな仕事です。また、ここでの評価は、後続の原料加工工程での処理の方向性を決める重要な指標になります。リーフバイヤー職は、高い鑑定眼識が求められるため、技術研鑽に励んでいます。

  • 原料加工処理業務(エンジニア職)

    原料加工工程は、葉たばこの葉肉と葉脈部分を分けて、製品の製造の際に使用しやすい状態に処理する工程です。葉たばこの種類 やその年の天候、収穫する葉たばこの位置によって葉の成分や厚み、固さが異なります。加工処理においては、こうした特徴を見極めながら処理を行っています。コスト最適化のミッション探求のため、加工する機械や処理の方法を工夫しています。

  • バックオフィス業務(スタッフ職)

    葉たばこ農家との契約・原料加工工程の処理計画の策定・原料調達の事業運営にかかるファイナンス業務など、多岐に渡る業務があります。