社員紹介
R&Dのひと


- 最新技術を活用し、より良い製品開発のためのリスク予測・評価を担う。
- 海外の学会への参加経験が、自分に必要なものを気づかせてくれた。
- 視野を広く、視座を高く。限界を決めずに挑戦していきたい。
最新技術を活用し、より良い製品開発のためのリスク予測・評価を担う。
私が所属する部署では、製品の安全性の評価やリスクの低減を示すための基礎研究を行っています。製品や添加物に安全性の懸念がないか確認するために、ガイドライン化された試験を行ったり、現在の技術では評価しきれない長期的なリスクを予測・評価するために、最新の科学動向を踏まえた高次な評価構築に取り組んだりしています。なかでも私は、現在2つのプロジェクトに参加しています。ひとつは、気液界面培養をしたヒト由来の気道上皮細胞を用いて、慢性的な疾病のリスク予測をできるようにするための評価系開発プロジェクト。もうひとつは、効率よく、一度に多様な化学物質をさらに精度の高いリスク評価するための技術開発プロジェクトです。いずれも、現在では評価できていないリスクを予測・評価できるようにするためのもの。将来のニーズを想定してヒトに近い環境を再現し、評価に取り込むための技術を構築しています。
大学院では生物系の研究室に所属し、大脳皮質の発生発達に関する研究を行っていました。同じ生物系の研究をしていたとはいえ、入社後は基本的なことでもつまずくことがたくさんありました。何を基準にしてどのような設計にすべきか、実験がうまくいかない理由はどこにあるのか、答えを探そうにも自力ではどうにもできない。そんなとき、経験豊富な先輩たちがさまざまな角度からアドバイスをしてくれたおかげで、一人で抱え込まずに壁を突破することができました。学生時代に何を専攻してきたかよりも、諦めずに向き合う姿勢や、分からないことを分からないと言える素直さ、人とコミュニケーションを取って解決していく力の方が大切なのだと改めて実感しました。
FUNCTION
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製品評価
たばこ製品の信頼性担保とリスク低減に関わる評価研究
























