『Ploom AURA』開発秘話

プロジェクトストーリー

  • #OneTeam
  • #たばこの未来

「もっとおいしく」を、最後の一秒まで。
Ploom AURAに注ぎ込まれた、プロフェッショナルたちの執念

紙巻たばこを通じて、たばこ葉の選定やブレンド、香り、吸いごたえと向き合い、味わいを磨き続けてきたJT。一方、世の中では生活者の意識が変化し、煙やにおいを抑えた加熱式たばこが急速に広がっていった。
市場では他社製品が先行し、JTも新たな製品を早急に生み出す必要に迫られるなか、当時、電気デバイスを設計できる人材、ノウハウ、組織、開発プロセス、設備は、実質的に社内にほとんどないに等しかった。さらに、味づくりも紙巻たばことは似て非なるものだったという。やりたいことはあるのに今の自分たちではできない。そのため、他社製品から学び、お客様の声を聞き、試行錯誤を繰り返しながら開発とそのための組織づくりを同時に進めていった。Ploom S、Ploom X、Ploom X ADVANCED。製品を重ねるたびに、加熱、断熱、材料、制御の技術、そして味づくりのノウハウが蓄積され、やりたかったことが少しずつ実現していく。その積み重ねの結果、かつて描きながらも技術が追いつかず実現できなかった構想へ、ようやく踏み込める時が来た。そして生まれたのがPloom AURAである。
簡単には進まない、それでも諦めずにやり続けた背景には「もっとおいしいものを」という想いがあった。それぞれの領域からPloom AURAに携わった4人に、開発の舞台裏を聞いた。

PROJECT MEMBER

  • 山田 学

    RRP Development Center(RRPDC)
    RD PRINCIPAL SCIENTIST VP

    山田 学

    Manabu Yamada

    Ploom AURAの先行技術開発から製品化まで、開発全体を牽引

  • 井上 康信

    RRP Development Center(RRPDC)
    RD PRINCIPAL SCIENTIST VP

    井上 康信

    Yasunobu Inoue

    新しいスティックと、その味わいを引き出す加熱技術の先行開発を担当

  • 石塚 好将

    RRPDC KL Mechanical design group manager

    石塚 好将

    Yoshinobu Ishizuka

    ヒーティングユニット全体の設計を担当

  • 一瀬 篤史

    RRPDC HEAT TECHNOLOGY RESEARCHER

    一瀬 篤史

    Atsushi Ichinose

    外装・内部構造、量産化に向けたメカ設計を担当

SUMMARY

Ploom AURAは、「もっとおいしいものを」という想いを貫き、技術と知見を積み重ねた先に生まれた製品です。加熱、構造、デザイン、量産。それぞれのプロフェッショナルが領域を越えて知恵を持ち寄り、試作と評価を繰り返しながら、最後の一秒まで味わいを追求しました。今ある答えに満足せず、失敗から学び、まだ見えていない可能性を形にする。そこには、JTのR&Dに根づく挑戦の姿勢が表れています。

  • 〜2022年

    Ploom S、Ploom Xなどの開発を通じ、加熱・断熱・材料・制御の技術を蓄積。かつて技術的に実現できなかった構想を形にするため、Ploom AURAの開発が始動。

  • 2022年〜

    新たなスティックと、その味わいを引き出すヒーティングユニットの先行技術開発を推進。吸いはじめから終わりまでおいしさを保つ加熱方法を探る。

  • 2023年〜

    製品化・量産化に向けた開発が本格化。高い加熱性能と、細身で美しいデザイン、強度、量産性を一つのデバイスで成立させる設計に挑む。

  • 2024年〜

    試作と喫味評価を何千回と繰り返し、SMART HEATFLOWを確立。さらに開発途中からHEAT SELECT SYSTEMの搭載を決め、製品全体の仕様を再検討。

  • 2025年5月

    加熱、メカ、電気、デザイン、品質保証、製造技術など、多様な専門性を結集してPloom AURAが完成。5月27日より先行発売を開始。

Ploom AURA

追いつくための開発から、やりたかった開発へ

JTの加熱式たばこ開発は、どのような状況から始まったのでしょうか。

山田
JTが加熱式たばこの開発を始めた頃は、紙巻たばこを吸いにくい場面を補うような使い方を想定していました。初期に開発したPloom TECHも、低い温度でたばこから成分を取り出し、煙やにおいを抑えて愉しめることを大切にした製品です。しかし、他社の高温加熱タイプの製品が急速に普及し、紙巻たばこから移行するお客様が増えていったことを受け、私たちも同様の製品をいち早く生み出す必要に迫られていました。ただ、当時のJTには、高温加熱用のたばこづくりのノウハウが未熟、特に、技術領域の違う携帯型の電気デバイス開発については、技術も人材もほぼない状態でしたので、初代のPloom Sでは、ゼロに近い基礎から技術開発を始めざるを得ませんでした。
井上
私が加熱式たばこの開発に加わったのはPloom Sからです。それ以前から、たばこと熱の研究を長年続けていましたので、たばこの味わいをもっとしっかり引き出したいという構想はありましたが、当時は必要な温度に耐えられるヒーター材料がなく、電池や断熱の技術にも限界がありました。目指す味わいは見えているのに、技術がそこまで届かない。その距離をどう埋めるかが、Ploom S以降の大きなテーマになりましたね。
山田
だからこそ、私たちはおいしさを実現するための技術を常に追求してきました。もっと言えば、真似事ではなく、本当の意味で「おいしい」とは何なのかを考え続けてきたのかもしれません。私自身も一人のユーザーなので、自分で吸って、本当にいいと思えるものをつくりたかった。ときには、喫煙所でお客様がデバイスをどう持ち、どのくらいの間隔で吸っているのかを見て、その方と同じように吸ってみることもありましたね。紙巻きたばこ以上に、加熱式たばこは使い方が違えば味の感じ方も変わります。そんな気づきも開発に活かしていました。
井上
山田さんとは、設定・設計を変えながらとにかく試しました。吸って味を評価して、熱解析とか化学分析をしながら、ひょっとしたら何千本という単位で試したかもしれません。例えば、加熱温度を5度変えたり、時間を数秒ずらしたりするだけでも吸いはじめの印象は変わるんです。一方で、吸いはじめが良くても後半がだめになったりする。だから、温度や時間を上にも下にも振りながら、いろんな条件を試しましたね。山田さんが味の評価をする傍らで、私は、観測者として吐き出す蒸気(たばこベイパー)の量、色や香り、吸い終わったスティックの色、においまで確認し、そのあと、二人の評価と分析データを見ながら意見をまとめ、次の方向性を決定していました。おかげで、実際に吸わなくても傍にいるだけで味のイメージがわくようになりました。
追いつくための開発から、やりたかった開発へ

そうした試行錯誤を重ねるなかで、技術はどのように進んでいったのでしょうか。

井上
Ploom Sの開発中から、社外の会社と新しいヒーター、断熱材の開発を進めていました。おかげで、Ploom Xではそれまでよりも温度を上げられるようになりましたし、スティックを保持して加熱する構造も変更したことで、たばこ葉へより効率良く熱を伝えられるようになりました。お客様の評価も良くなり、温度を高めながら味わいを引き出していく方向は間違っていないという手応えを得ることができました。そこからPloom X ADVANCED、Ploom AURAへと、より高い温度に耐えられる材料や、熱を有効に使う技術を積み上げていきました。だけど、単純に温度を上げればいい訳ではない。やっぱり美味しさの正解は分からない。好きな味は人それぞれ、いっそ選んでもらう方がいいかも。そう考えて作った、幾つかのPloom X ADVANCE用の加熱プロファイルが、AURAでのHEAT SELECT SYSTEM(※1)の原型になったりしました。
  • ※1 HEAT SELECT SYSTEM
  • 加熱式たばこの味・吸いごたえに対する多様なニーズに応えるため、4つの加熱モードを用意した機能。
  • スタンダードモード、ストロングモード、ロングモード、エコモードから、吸いごたえの強弱や使用時間の長短を選択できる。
山田
美味しさだけでなく、加熱式デバイスの開発も想像以上に難しかったですね。内部では300度を超える高温でたばこを加熱するのに、1センチも離れていないデバイスの表面は15~20度程度の上昇に抑える、だけどデバイスはもっと小さくしたい。そのため、電池も小さくしたいけどエネルギーが足りなくなる。矛盾だらけのなか、熱効率を改善し続けてきました。そういう意味で、Ploom Sの時は出来ることが本当に限られていた。けれども、技術開発を重ねるうちに、Ploom Sの頃から描いていた構想をようやく実現できる準備が整ってきました。たばこ葉を高密度で配置し、そこに効率良く熱を入れることで味わいをしっかり引き出せる加熱式たばこをつくろう。さらに、美味しいだけではなく、スマートでかっこいいデバイスをつくろう。追いつくために当時できることを必死に積み重ねてきたけれど、次は自分たちが本当にやりたかったものに挑戦しよう。そう考え、満を持してPloom AURAの開発に取り組むことになりました。実際、AURA開発の頃には、本当に良い商品を開発するために必要な技術・知識・人材・組織が整ってきていたと思います。
追いつくための開発から、やりたかった開発へ

一つの最適解が、全体の正解とは限らない

Ploom AURAの開発に取り組む中で、特に難しかったのはどのような点でしたか。

石塚
Ploom AURAでは新しいスティックを採用しているのですが、吸いはじめから吸い終わりまで味わいを引き出し続けるためのSMART HEATFLOW(※2)という技術の実現に非常に苦労しました。料理と同じで、ただ火力を強くすればおいしくなるわけではないのです。強すぎれば焦げ臭さや雑味が出てしまうし、抑えすぎれば満足感が損なわれてしまう。最高温度だけではなく、立ち上がりから吸い終わりまで、どのタイミングでどれだけ熱を入れるかを細かく設定する必要がありました。
  • ※2 SMART HEATFLOW
  • JT独自の加熱技術。加熱により発生する雑味や焦げ臭さを抑えつつ、たばこ葉の香味を引き出す最適な温度を長くキープすることで、味わいの一貫性を高めている。
一瀬
石塚さんたちが考えた加熱を実現するには、ヒーティングユニットをデバイスの中へきちんと収め、狙った通りに動かせる構造が求められます。私は最初のコンセプトプロトタイプから、外装設計、内部レイアウト、量産開発などを担当したのですが、Ploom AURAでは加熱性能を高めながら、より細く、手に持ちやすい形を実現しなければならず、設計は困難を極めました。小さなデバイスに必要な部品を収めながらも、毎日持ち歩ける強度と安定して生産できる構造をつくらなければならない。さらに、デザイナーが求める滑らかな曲面や細身のフォルムまで成立させる必要がありました。
石塚
デバイスが細くなれば、ヒーティングユニットに使える空間も狭くなります。そのなかでスティックへ必要な熱を伝え、外になるべく逃がさない構造をつくらなければいけません。加熱カップを薄くすれば熱は伝わりやすくなりますが、加工は難しくなり、厚みのばらつきや保持力、気流にも影響する。断熱材を増やせば熱を有効に使える一方で、一瀬さんたちが他の部品を置く空間は狭くなる。味わいを高めようと加熱部を変えると、デバイス全体の設計に影響し、外装や内部構造が変われば加熱や断熱も見直さなければならない。ずっとその往復でした。
一つの最適解が、全体の正解とは限らない
一瀬
実際、ヒーティングユニットに必要な空間を残しながら外装を細くすると、強度を支えられる部分が限られてきます。最初につくった試作品は構造として扱いやすく、量産もしやすかったのですが、デザイナーからは「格好良くない」と一刀両断されてしまって(笑)。かといってデザイナーのイメージに近づけた試作品で落下試験を行うと、想像以上に簡単に壊れてしまいました。Ploom AURAは曲面が多く、上部にはスティックの挿入口、側面にはパネルを組み込むための大きな開口部があるため、衝撃を全体へ逃がしにくいんです。譲れないものが多すぎて、八方塞がりのように感じましたね。
石塚
個別の領域では最適な仕様が見つかっても、それが製品全体の最適解になるとは限りませんでしたよね。
一瀬
そうですね。ある場所を補強すると、次はその隣が壊れる。そこを直せば、内部の部品が入らなくなる。部分的な修正では追いつかず、外装の支え方や部品の配置を含め、ほぼ一から設計をやり直しました。外装材料も、これまでの製品で使ってきたアルミニウムからマグネシウムへ変更しています。材料が変わると、強度だけでなく、熱の伝わり方、Bluetoothの電波、表面処理、製造方法、コストまで変わるため、石塚さんたちが求める加熱性能を守りながら、製品全体を組み直していく必要がありました。
井上
ささいな変更に見えても、吸ったときの印象ががらりと変わることがあるんですよね。反対に計算上は良くなるはずなのに、実際に吸うと思ったような味にならないこともある。ですので、設計し直したとしても、喫味評価をするまでその仕様が最適なのか分からないという不安もありました。
一つの最適解が、全体の正解とは限らない

壁を突破したのは、「もっとおいしくしたい」という想い。

そうした数々の課題を、どのように乗り越えていったのでしょうか。

石塚
判断に迷ったときは、「新しいスティックのおいしさを、どうすれば一番引き出せるか」に立ち返りました。そうすると何を優先すべきかが明確になり、進むべき方向が見えてくるんです。
一瀬
私たちメカ設計も、構造上の都合で味わいの可能性を狭めたくないという思いがありました。加熱側から出てきた要望に対して、「この形状では部品が入りきらない」「強度が足りない」と結論づけるのではなく、必要な空間をどう確保するか、別の構造で成立させられないかを考える。そうしてできる限り味わいの選択肢を残すことを意識していました。
井上
加熱や構造の一部を変えるだけでも、他の部品や最終的な味わいに影響します。そのため、担当ごとに設計を完成させてから次のチームへ渡すのではなく、変更のたびにすぐ共有し、全体への影響を確かめながら進めていました。加熱部を変えたら、メカや電気の担当にも見てもらい、外装や断熱が変われば、その状態でもう一度喫味評価を行う。そうして試作と評価を繰り返しながら、どうすればもっとおいしくなるかをチーム全体で考え続けました。
石塚
チーム全体で「どうすれば、もっとおいしくできるか」を考え続けたことが、HEAT SELECT SYSTEMの搭載にもつながりました。これは、開発当初から予定されていた機能ではありません。SMART HEATFLOWの検証を進めるなかで、加熱の仕方を変えれば、味わいの強さや使用時間にも幅を持たせられることが分かってきました。そこで「一つの味わいを磨くだけでなく、お客様が好みに合わせて選べるようにすれば、もっと多くの方においしさを届けられるのではないか」と、担当領域を越えて検討を始めたんです。開発途中での追加だったため、加熱制御だけでなく、品質保証や製造技術も含めて仕様を見直す必要があり、スケジュールも厳しくなりました。それでも搭載を決めたのは、この機能がお客様にとっての新しいおいしさにつながるとチーム全体で納得できたからだと思います。
山田
それぞれが異なる専門性をもつチームだからこそ、それぞれの担当者に譲れないポイントがあり意見が割れることもありましたが、お客様においしい、デザインがいいと感じてもらえる製品にしたいという想いだけは決してぶれなかったからこそ、どんな壁にぶつかっても進み続けることができました。
壁を突破したのは、「もっとおいしくしたい」という想い。

技術を磨きながら、次の価値を探していく

Ploom AURAを世に送り出した今、これから取り組みたいことを教えてください。

石塚
お客様調査のブラインドテストで、Ploom AURAを最もおいしいと評価いただいたときはうれしかったです。自分たちが積み重ねてきたことが、味わいとして届いたという安心感もありました。ただ、そこで終わりではありません。どこが評価につながったのか、他の製品を選んだ方は何を求めていたのかを掘り下げ、味わいそのものを高めながら、一人ひとりの好みや使用する場面に合った楽しみ方を広げていきたいです。
一瀬
私は、Ploom AURAで得た材料や構造の知見を、次のデバイスへつなげていきたいです。今回マグネシウムを使い、強度、熱、デザイン、量産性を一つの製品として成立させた経験は大きな財産になりました。次は開発のより早い段階から他の担当と一緒に考え、より小さく、軽く、使いやすいデバイスを目指したいと思っています。
技術を磨きながら、次の価値を探していく
井上
電池や加熱の技術にも、まだまだ伸びしろがあります。電池の性能が上がれば、デバイスをもっと小さく、軽くできるかもしれない。さらに高い出力を扱えるようになれば、味わいの表現も広がるはず。Ploom AURAはお客様から支持をいただいていますが、もっと多くの方に使っていただける製品になると信じています。自分が開発に携わった製品を、街で多くの方が使っている。そんな光景をもっと見られるように、これからの進化にも開発者として向き合っていきたいですね。
山田
長年やりたかったことをPloom AURAで実現できましたが、まだ満足はしていません。作ってみて、まだダメだなと思う部分が改めてはっきりしました。ここからさらに製品を磨き、日本で、世界で最も選ばれるブランドを本気で目指していきたいと思っています。
技術を磨きながら、次の価値を探していく

これからの開発では、どのような人と一緒に働きたいですか。

石塚
自分の専門を持ちながら、その外側にも興味を向けられる方と働きたいです。味わいや人の嗜好には、数値だけでは説明しきれない複雑さがあります。成分を分析し、物性を測り、実際に確かめ、他のプロフェッショナルたちと話す。そのなかで見つけた小さな違いや違和感を面白がり、「なぜだろう」と追いかけられる方にとっては、刺激の多い仕事だと思います。
一瀬
自分の担当に責任を持ち、必要なことはきちんと主張する一方で、違う立場の人の意見にも耳を傾けられる方と働きたいですね。開発の現場では、それぞれの担当に譲れない条件があり意見がぶつかることもよくあります。そんなときに考えを押し通すのではなく、相手がなぜそこにこだわるのか、何を実現しようとしているのかを理解すると、別の解決策が見えてくる。そのため、一緒に答えを探していく過程を楽しめる人がこの仕事には合うと思います。
山田
今ある技術を磨き伸ばすことに加えて、これまでとは違う方向から新しい価値を探ることも必要です。今やっていることを続けるのはある意味で安心です。しかし、そこから踏み出す起点になるのは、「こんなものがあったら面白い」という一人ひとりの発想だと思っています。モノになるか分からない段階でも、まずつくってみる。実際に試して違うと分かったら、いろんな方の意見を聞いて間違っていると思ったら、またつくり直せばいい。先行開発は、早い段階で失敗しながらまだ見えていない可能性を探す仕事ですから。そのため、面白いと思ったことを頭の中だけで終わらせず、すぐに手を動かしてやってみる、その過程での失敗と学びを面白いと思える人と一緒に働きたいですし、私自身もその一人であり続けたいと思っています。
技術を磨きながら、次の価値を探していく