エチオピア(2019年)

海外たばこ事業

オペレーション領域:葉たばこ調達、工場、事務部門、販売・流通

従業員数:1,000名(女性164名・男性836名)

ALP導入状況:現在導入準備中

ARISE導入状況:現在導入準備中

相談・通報制度「Your Voice」導入状況:2019年運用開始

Top Employer認定:No

人権影響評価実施期間:2019年7月

評価を受けての行動計画策定:2019年10月

評価結果

人権カテゴリー:差別の禁止
気づき:ハラスメントや女性差別と思われる事例が発生しており、女性の権利と健康が高いリスクにさらされている。

継続中の対応:引き続き、男女にかかわらず公正な労働環境と機会を提供するための長期目標に取り組んでいます。そのため、意識向上のための研修プログラムを実施するとともに、職場における女性の成長支援、能力開発、サポートのための女性組織を立ち上げています。

サプライチェーン人権影響評価実施時期(葉たばこサプライチェーン):2021年5月
評価を受けての行動計画策定:2021年12月

実施済みの対応:2021年に葉たばこサプライチェーンにおける詳細な人権影響評価を実施しました。優先課題として、児童労働、労働安全衛生、農家の日雇い労働者に対する公正な賃金などが特定されたほか、農場労働者や契約農家にとって利用しやすい相談・通報制度がないことや、北部の葉たばこ耕作地帯における政情不安からの安全上の懸念などが挙げられました。

2022年以降に予定されている対応:よりよい農薬使用に関する研修の実施や農薬が撒かれたばかりの葉たばこ畑の分かりやすい表示、葉たばこ耕作コミュニティにおける児童労働に関する啓蒙キャンペーンとARISEの展開、農家の日雇い労働者に対する賃金やその体系に関する検討、契約農家とその労働者向けの効果的な相談・通報制度の導入などを予定しています。