初級編その007 忘年会でのお作法。

仕事はさておき忘年会には遅刻しないこと。たばこも忘れないこと。

全員が揃うまでは一服しながら待つこと。おつまみを、ちびちびつままないこと。

いよいよ乾杯。ひとまず、たばこを消して一気にボルテージを上げること。

今夜は無礼講で、という上司の言葉をうのみにしないこと。

一杯飲んで落ちついたらまずは、お料理をいただくこと。たばこは、しばし、中断すること。

多少おなかが満たされたらひとまず一服すること。吹かしすぎで周囲を困らせないこと。

その際、料理の器を灰皿がわりに使わないこと。

右手にグラスとたばこ左手にカラオケマイクなどという器用なことはしないこと。

喫いかけのたばこを置き去りにしてあっちこっちにお酌に回らないこと。

酒ぐせの悪い諸先輩にはあらかじめ近寄らないこと。

逆に、酔ったいきおいで女子社員に、しなだれかからないこと。

ちょっと酔っちゃったら外気にふれて一服すること。平常心を取り戻すこと。

周りが酔ってるからといってその隙に他人のたばこをちょろまかさないこと。

いよいよフィナーレ。上司の締めの挨拶に茶々をいれないこと。(意外と根に持つ人がいる)

最後に、一年の労をねぎらうように一服すること。酔っていてもたばこの消し忘れをしないこと。