呼吸するクッション「fufuly(フフリー)」が、「ぼーっとする大会in大阪・関西万博よしもとwaraii myraii館」のサポートアイテムとして活躍!
2025/11/01

JTとユカイ工学株式会社及び株式会社博報堂が共同開発した呼吸するクッション「fufuly(フフリー)」が、大阪・関西万博の「よしもと waraii myraii館」で特別開催された、「ぼーっとする大会in大阪・関西万博よしもとwaraii myraii館」におけるサポートアイテムとして活用されました。fufulyは、休憩や呼吸に関する研究から生まれた呼吸誘導型ロボットクッションで、本大会では、忙しさを手放し“何もしない”ことに挑戦する参加者のより深い「ぼーっとする体験」に寄り添いました。

■ ぼーっとする大会in大阪・関西万博よしもとwaraii myraii館
ぼーっとする大会は、2014年に韓国で始まり、今では世界6カ国で開催される人気イベントです。ルールは90分間(※)、いかに心拍数を安定させながら「何もしない」状態で過ごせるかを競うというもの。順位は、観客による「芸術点」と心拍数の安定度で競う「技術点」の合計で決定されます。情報過多の現代におけるストレスや注意力の低下といった社会課題に対し、「余白」を提供する本大会。なかでも今回の大阪万博での開催では、お笑い芸人による「笑いの誘惑」を受けながらぼーっとすることに挑戦するという、逆説的な舞台設定が大きな注目を集めました。
※本大会では特別ルールとして60分間で実施。
■ 呼吸するクッション「fufuly(フフリー)」
抱きかかえて使う呼吸誘導型のロボットクッション。「呼吸の引き込み現象※1」に注⽬し、まるで呼吸をするように膨らんだり縮んだりするテクノロジーを活⽤しています。参考にした研究※2では、実験装置の動きに合わせて、呼吸のリズムと深さが誘導されることが確認されています。
- ※1 動物が呼吸するとき、触れ合っている仲間の呼吸につられるという現象。
- ※2 Yuki Ban, Hiroyuki Karasawa, Rui Fukui, Shin’ichi Warisawa: Development of a Cushion-Shaped Device to Induce Respiratory Rhythm and Depth for Enhanced Relaxation and Improved Cognition. Frontiers Comput. Sci. 4: 770701 (2022)
■ D-LABとは
2020年に組織化されたJTのコーポレートR&D組織。「D-LAB=Delightful Moment - Laboratory」の意。JTG Purpose「心の豊かさを、もっと。」の具現化に向け、 長期視点で、JTグループのまだ見ぬ「心の豊かさ」を研究・探索・創造する。活動は「心の豊かさ」を提供価値の起点としており、トライアル・アンド・エラーを繰り返しながら常に約100件以上のプロジェクトを進めています。