呼吸するクッション「fufuly(フフリー)」が、「シカゴ・グッドデザイン賞 2024」に入賞!
2025/04/28

JTとユカイ工学株式会社及び株式会社博報堂が共同開発した呼吸するクッション「fufuly(フフリー)」が、国際的に権威のある米国のデザイン賞「シカゴ・グッドデザイン賞 2024」のFurniture(家具)部門を受賞しました。fufulyは、休憩や呼吸に関する研究から生まれた呼吸誘導型ロボットクッションで、息をモチーフにした形と澄んだ空気をイメージした白色のデザインが特徴。穏やかな休憩の時間に寄り添うことを目指しています。
■ シカゴ・グッドデザイン賞
シカゴ・グッドデザイン賞(Chicago Good Design Awards)は、製品、パッケージ、コミュニケーション、サービスデザイン、建築、インテリアデザインから、ユーザーインターフェース(UI)、ユーザーエクスペリエンス(UX)、プロフェッショナルコンセプトまで、あらゆる分野のデザインの年間功績を称えるデザイン賞です。1950年の創設より75年もの歴史があり、「GOOD DESIGN®」は世界的に優れたデザインを示すマークとしても認知されています。
■ 呼吸するクッション「fufuly(フフリー)」
抱きかかえて使う呼吸誘導型のロボットクッション。「呼吸の引き込み現象※1」に注⽬し、まるで呼吸をするように膨らんだり縮んだりするテクノロジーを活⽤しています。参考にした研究※2では、実験装置の動きに合わせて、呼吸のリズムと深さが誘導されることが確認されています。
- ※1
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動物が呼吸するとき、触れ合っている仲間の呼吸につられるという現象。
- ※2
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Yuki Ban, Hiroyuki Karasawa, Rui Fukui, Shin’ichi Warisawa: Development of a Cushion-Shaped Device to Induce Respiratory Rhythm and Depth for Enhanced Relaxation and Improved Cognition. Frontiers Comput. Sci. 4: 770701 (2022)
■ D-LABとは
2020年に組織化されたJTのコーポレートR&D組織。「D-LAB=Delightful Moment - Laboratory」の意。JTG Purpose「心の豊かさを、もっと。」の具現化に向け、 長期視点で、JTグループのまだ見ぬ「心の豊かさ」を研究・探索・創造する。活動は「心の豊かさ」を提供価値の起点としており、トライアル・アンド・エラーを繰り返しながら常に約100件以上のプロジェクトを進めています。