JTのあゆみ

M&Aと自律的成長の両輪を通じ、JTグループはグローバル化と多角化を果たしてきました。
  • 1985-1998
  • 1999-2006
  • 2007-2018

1985-1998

海外進出と事業の拡大を志す

日本専売公社の民営化に伴い、1985年に日本たばこ産業株式会社が発足しましたが、同年のプラザ合意とその後の円高、1986年のたばこ増税、1987年の輸入紙巻たばこ関税無税化と、それに伴う海外たばこメーカーの攻勢等、我々を取り巻く経営環境は設立後わずか2年間で激変しました。

このような急激な経営環境の悪化に対応すべく、国内販売数量維持のための営業力強化、コスト競争力強化に向けた合理化施策を実施するとともに、事業の多角化を進めました。医薬事業や加工食品事業への布石を打ったのもこの時期です。

その後成年人口の減少や、喫煙と健康問題への関心の高まりも影響し、90年代後半をピークに日本国内のたばこの総需要は減少に転じました。経営環境が一層厳しさを増す中、持続的な成長に向けて、合理化施策の実施、多角化事業の選択と集中に加え、海外たばこ事業の拡大を進めました。

  • 日本専売公社民営化、日本たばこ産業株式会社設立(1985年)

  • 新規事業の積極的展開を図るため事業開発本部を設立(1985年)、その後同本部を改組し、医薬、食品等の事業部を設置(〜1990年)

  • 英国マンチェスタータバコ社を買収(1992年)

  • 東京、大阪、名古屋等各証券取引所に株式を上場(1994年)

  • 鳥居薬品(株)の発行済株式の過半数を公開買付により取得(1998年)

1999-2006

成長の道を進む

海外たばこ事業は、1998年時点では販売数量が約200億本にとどまり、その規模は限定的でしたが、1999年のRJRナビスコ社からの米国外たばこ事業の買収を機に飛躍的な成長を遂げました。本買収を通じて、我々が展開するマーケットは一挙に拡大し、また「Winston」「Camel」が当社のブランド・ポートフォリオに加わりました。国内においては、約30年続いた「マールボロ」のライセンス契約終了等大きな変化に直面しましたが、構造改革に努め、事業基盤の強化を図りました。

  • 米国RJRナビスコ社から米国外のたばこ事業を取得(1999年)

  • 「マールボロ」製品の日本国内における製造及び販売、商標を独占的に使用するライセンス契約の終了(2005年)

2007-2018

海外たばこ事業が利益成長の牽引役へ

RJRの米国外たばこ事業の買収以降、海外たばこ事業は各マーケットでシェアを伸ばすなど自律的成長を続けてきましたが、2007年の英国ギャラハー社の買収により、同事業はJTグループ全体の利益成長を牽引する存在となりました。英国やロシアといった、我々にとって重要なマーケットが加わり、海外たばこ事業の収益は著しく増加しました。また現在GFB※1 の一つである「LD」や、各マーケットで長い歴史を有するローカルブランドが多く加わり、我々のブランド・ポートフォリオは一層強固で盤石なものとなりました。

国内においては、2008年に(株)加ト吉の買収、2015年に飲料事業の撤退等、事業の選択と集中に努めました。たばこ事業においては、国内No. 1シェアを持つ「マイルドセブン」を「メビウス」へ名称変更を行う決断をし、実行に移しました。また「ナチュラル アメリカン スピリット」の米国外たばこ事業を買収し、事業基盤を一層強固なものとしました。

近年はアジアを中心とした地理的拡大に加え、成長カテゴリーであるRRPへの投資を積極的に実施しており、特にRRPが伸長している日本では2018年に「Ploom TECH」を全国拡販いたしました。今後もたばこ事業の重点3分野※2 の投資を継続し、高い水準での利益成長を目指していきます。

  • 英国ギャラハー社の全発行済株式を取得(2007年)

  • (株)加ト吉の発行済株式を取得(2008年)

  • 「マイルドセブン」から「メビウス」への名称変更(2013年)

  • 「ナチュラル アメリカン スピリット」の米国外たばこ事業を買収(2016年)

  • フィリピン、インドネシア、ロシア、バングラデシュ等で買収を実施(2016年〜2018年)

  • 「Ploom TECH」全国拡販(2018年)

※1

GFB:Winston、Camel、MEVIUS及びLDの4つをグローバル・フラッグシップ・ブランド(GFB)と定義

※2

ブランド・エクイティ強化を通じた既存市場での持続的成長、新興市場を中心とした地理的拡大、RRPでの成長加速

持続的成長に向けたロードマップ
(アニュアルレポート2018 ハイライト)

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