導出品外用JAK阻害剤「デルゴシチニブ」
米国FDAからの承認取得に関するLEO Pharmaの発表について
2025/07/24
日本たばこ産業株式会社(以下、当社)は、LEO Pharma A/S(以下、LEO Pharma社)が「Anzupgo®」(デルゴシチニブ クリーム)について、「副腎皮質ステロイド外用剤で効果不十分または使用が好ましくない、中等症から重症の成人慢性手湿疹」を適応症として2025年7月23日に米国食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)の承認を取得した旨発表いたしましたので、お知らせいたします。
<デルゴシチニブについて>
デルゴシチニブは、細胞内の免疫活性化シグナル伝達に重要な役割を果たすヤヌスキナーゼ(JAK)の働きを阻害し、免疫反応の過剰な活性化を抑制することで、自己免疫・アレルギー性疾患を改善することが期待される、非ステロイド性のpan-JAK阻害剤です。
デルゴシチニブは当社が創製し、当社とLEO Pharma社は、日本を除く全世界における皮膚外用剤としてのデルゴシチニブの独占的開発・商業化権に関するライセンス契約を2014年に締結しております。
デルゴシチニブは、細胞内の免疫活性化シグナル伝達に重要な役割を果たすヤヌスキナーゼ(JAK)の働きを阻害し、免疫反応の過剰な活性化を抑制することで、自己免疫・アレルギー性疾患を改善することが期待される、非ステロイド性のpan-JAK阻害剤です。
デルゴシチニブは当社が創製し、当社とLEO Pharma社は、日本を除く全世界における皮膚外用剤としてのデルゴシチニブの独占的開発・商業化権に関するライセンス契約を2014年に締結しております。
なお、デルゴシチニブは、日本国内において「コレクチム®」の製品名で鳥居薬品株式会社が販売しており、「コレクチム®軟膏0.5%」及び「コレクチム®軟膏0.25%」はアトピー性皮膚炎を適応症として承認されています。
<慢性手湿疹について>
慢性手湿疹は、3ヵ月以上持続、または1年以内に2回以上再発する手湿疹として定義されます。慢性手湿疹はかゆみと痛みを特徴とする症状に波のある疾患であり、手や手首に紅斑、鱗屑、苔癬化、過角化、小胞、浮腫、亀裂などの症状が現れます。
慢性手湿疹は、3ヵ月以上持続、または1年以内に2回以上再発する手湿疹として定義されます。慢性手湿疹はかゆみと痛みを特徴とする症状に波のある疾患であり、手や手首に紅斑、鱗屑、苔癬化、過角化、小胞、浮腫、亀裂などの症状が現れます。
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