たばこ中央研究所

JTグループのたばこ事業の基礎研究を一手に担う、基幹研究所

JTのたばこ事業を研究開発の側面から強力にサポートしているのがたばこ中央研究所です。たばこに関する徹底した基礎研究と、それを応用した製品化技術の研究を担っており、世界120の国と地域でビジネスを展開するJTのたばこ事業の、将来の競争力の源泉を担う組織といえます。研究開発とともに製品評価も行っており、お客様に安心して商品を愉しんでいただくための品質評価の役割も担っています。世界中のお客様に感動していただける新製品の創出につなげるべく、日々、お客様のインサイトを探求し、時代のニーズにあった研究に取り組んでいます。

  • たばこ中央研究所外観
  • たばこ香りの成分の評価
  • 煙成分の測定
    (自動喫煙器)
  • 生理学的アプローチによる感覚評価
  • GCによる各種分析

アクセス

日本たばこ産業株式会社

たばこ中央研究所

〒227-8512 

神奈川県横浜市青葉区梅が丘6番2

東急田園都市線・青葉台駅、藤が丘駅より

徒歩約15分

たばこ中央研究所 所長より

世界No.1の嗜好品研究所を目指して

たばこ・アルコール・コーヒー・茶…嗜好品は古くから人々に愛されてきました。近年ではスマートフォンや携帯ゲームも新たな嗜好品ではないかと言われています。なぜ人は嗜好品に魅せられるのか、愛される嗜好品にはどういう特質があるのか、その秘密を科学の力で解明したいと思っています。そうして得られた知見は、私たちの商品の改善開発に役立つのみならず、未来の嗜好品の創造に向けた切り口ともなるはず。そんな想いで日々の研究に取り組んでいます。もちろん、簡単な話ではありません。自然科学の幅広い領域に加え、心理学や社会学等の手法を駆使しつつ、粘り強く仮説設定と検証を繰り返すことが必要です。たばこ中央研究所には様々なバックグラウンドの研究者が集い、互いに協力・連携しながら、「嗜好品の本質」に挑戦し続けています。研究者一人ひとりが発想を大切にし失敗を恐れずチャレンジする自由闊達さと、その発想を皆でブラッシュアップして価値を高め、チーム一丸となって取り組む組織風土が根付いています。私たちたばこ中央研究所は、「世界No.1の嗜好品研究所」を目指し、多様な人財と豊かな発想・チームワークを武器に、これからもお客様の感動につながる嗜好品イノベーションを続々と生み出し続けていきます。

サイエンスの目でヒトを見つめ、モノを見つめ、未来を見つめる

たばこ中央研究所の研究領域を大きく分けると、「ヒトを対象とする研究」と「モノを対象とする研究」の2つの軸に整理されます。嗜好品はその名の通り、人が「好き」で使用されるものですから、お客様が何を望み・何を感じているのか、お客様の「好み」を決定する特性は何かというテーマが非常に重要です。私たちは味や香りを担う成分の分析や感覚のメカニズム解析・心理評価手法の高度化など、化学・生物学・統計学等の知識を駆使した取り組みを通じ、嗜好品の本質解明という奥深い課題にチャレンジしています。同時に、そのような特性を持った商品をどうやって作るかという技術開発も欠かせません。原材料の加工処理技術や機能性を持った新素材の開発、燃焼とエアロゾル生成のメカニズム解明…天然物化学や材料科学・化学工学等の知識をベースに、新商品開発や付加価値向上に向けたアイデアを創出し具現化する研究です。
「ヒトを対象とした研究」「モノを対象とした研究」の両方の軸がしっかり噛み合って初めて、イノベーティブな研究成果が生まれます。そのために2つの領域の研究者が横断的に連携するのはもちろんのこと、R&Dグループ内外の関連部署ともプロジェクト体制を組んで研究を行っています。さらに私たちは将来のJTグループを支える事業を創出すべく、10年後・20年後の未来を見据えた研究テーマの探索を進めているところです。AIやナノテクノロジーといった最先端の技術知見をフォロー・吸収しつつ、科学者の目で未来社会を想像し、自らの手で技術開発シナリオを描くことも私たち研究所の使命であると考えています。

知的好奇心とチャレンジ精神

嗜好品の研究開発には農学・化学・工学などの幅広い分野が関係しています。したがって、ひとつの分野を極めるだけでなく、いろいろなことに興味を持ち貪欲に知識を吸収していくことが、将来活躍できる人財の下地となると考えています。人財育成においても、若いうちにできるだけ多くの経験ができるよう、一人ひとりの特性に合わせてキャリアプランを策定しています。また、研究開発の仕事は常に成功するわけではありません。失敗したときにもめげることなく、手を変え品を変え目標に向けて邁進する推進力や、失敗の原因を分析し、それを糧として成功へのアプローチを設計する企画力、そして何よりも困難に立ち向かうチャレンジ精神を重視しています。さらに言うまでもなく、研究者は世界を相手に勝負しなければなりません。そのための武器となるコミュニケーション力の育成にも力を入れています。

たばこ中央研究所志方 比呂基 所長
メッセージ

自身の原動力や根本的な想いを見つめ直してみてください

JTには先輩・後輩の区別なく、様々な意見を尊重する組織風土があります。「自分はこうしたい」という強い意志があれば、皆がその実現に向けてサポートしてくれる文化があります。皆さんもぜひ、身の回りの様々な事柄に対して「自分ならどうするのか」を考えてみてください。さらに「なぜそう思うのか」という質問を繰り返して、皆さん自身の行動の原動力や根本的な想いを見つめ直してみてください。そういった思考訓練は、皆さんの就職活動や社会人になってから仕事を進める上できっと役立つと思います。私たちも、皆さんの「夢」や「熱い想い」をお聞きするのを楽しみにしています。