ひろえば街が好きになる運動

× 野口健

アルピニスト・野口健さんと2006年から行っているコラボ活動の一部を、活動報告レポートとしてご紹介します。

屋島・瀬戸の里海クリーン作戦

2014年11月8日

周囲に美しい自然があるのは幸せなこと…。継続してゴミひろいをしていきましょう!

■“ひろ街”当日の様子
“瀬戸内海国立公園指定80周年記念関連事業”の一環として開催された「屋島・瀬戸の里海クリーン作戦」で、特別協賛として“ひろ街”が実施されました。
午前中には開会式に参列され、トークショーも行われた野口さんは、その後は屋島小学校の生徒らとともに、屋島山上の県木園を中心とする清掃活動に参加。午後は、高松中央高校の学生や地元の参加者、ボランティアの方々とともに浦生(うろ)海岸の清掃に繰り出され、皆と一緒に懸命にゴミひろいをされていました。
■ 野口健さんのコメント
ゴミひろいを始めたきっかけは、登山したエベレストがゴミであふれていたことですね。テレビで見たときは美しかった山が、実はゴミで溢れていた。驚きましたよ。そのとき、まわりの登山家たちに『日本人は、エベレストを富士山のようにする気か!』と怒られてしまって…。実際に、富士山を登り直してみたら、本当にゴミが多かった。それで、エベレストや富士山など、山の清掃を始めたんですよ。最初はそれこそ、ゴミをひろう人なんて、ほとんどいませんでしたが、今は日本中から清掃のために人が集まってくれるのがうれしい! 山に登りながら自発的にゴミをひろう人が多くなっているのもうれしいですね!!
エベレストでは、動物も植物も生きていけないので、匂いがありません。なので僕は、匂いに囲まれていると“生命”を感じます。ここ、屋島も匂いがよかった! 住んでいるところに美しい自然があることは幸せです。学校のすぐ裏に、自然が残る山があることは幸せです。でも、屋島でなくても、山でも街でも、僕らを取り巻く自然は素晴らしく、それを守ることは大切です。
通学路や家のまわりで本気でゴミをひろうと、普段は見慣れていたり、知っている場所を違う角度から見ることができます。新しい発見があります。皆さんにもぜひ、ゴミひろいを通じて新しい発見をして欲しい! 僕も今後も“ひろ街”して、皆さんと一緒に山も街もキレイにしながら、新しい発見をしていきますよ。