ひろえば街が好きになる運動

× 野口健

アルピニスト・野口健さんと2006年から行っているコラボ活動の一部を、活動報告レポートとしてご紹介します。

第62回 福井フェニックスまつり

2015年8月1日

山がきれいなところは、街もきれいなものなんですよ!

■“ひろ街”当日の様子
福井市の夏の一大イベントとなる『第62回 福井フェニックスまつり』で“ひろ街”が同時開催され、野口健さんも参加されました。
午前中に開催したトークショーでは、これまでの自身の清掃活動の体験を語った野口さん。午後には、地元の参加者やボランティアの方々とともに一斉清掃に参加し、街に落ちているゴミを皆で協力しながらひろい集めていきました。
■ 野口健さんのコメント
富士山をはじめ、人が多く訪れる山には、それだけゴミが落ちているものです。しかし、北陸の名山・白山には、たくさんの方が訪れているにもかかわらず、ゴミがほとんど落ちていませんでした。僕は不思議に思って、山小屋のおじさんに聞いてみたのですが、返ってきた答えは「地元の人間は自分たちの白山を大事にしているから、ゴミを拾って帰ることはあっても、捨てて帰るようなことはしないよ」というものでした。これは“白山がいかに地元の皆さんに愛されているか”という、いい証拠だと思います。そして、面白いもので、山がきれいなところは、街もきれいなものなんですよ。
昨日、福井の街を歩いてみたのですが、あまりにゴミが落ちていないせいで、「今日の清掃活動は意味があるのかな?」と思ったほどでした(笑)。僕が『ひろえば街が好きになる』活動の趣旨に賛同して、参加するようになって今年で10年ですが、10年という歳月の積み重ねの結果、こういった活動がだいぶ浸透してきたのを感じています。
『ひろえば街が好きになる』──。まさにその通りだと思いますので、皆さんももっと自分の街を好きになってもらえればと思います。